6次量産車(1988年)
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「営団6000系電車」の記事における「6次量産車(1988年)」の解説
1988年(昭和63年)に落成した6次車の第33・34編成は6000系で初めて冷房装置が搭載された。出力は48.9kW (42,000kcal/h) で、装置キセが角型、電源としてDC-DCコンバータ (130kW) を編成で2台設置した。仕様は5次車とほぼ同じだが、化粧板は若干淡い色調に変更、床材が2色のツートンとなり、ドア窓は外側からの支持となった。また従来は車内妻面壁に設置していた消火器を収納キセに収めるように変更した。このほか運転台表示灯のLED化、耐雪ブレーキ取り付け(耐雪ブレーキ自体は1985年(昭和60年)内に全車両に施工されていた)が行われ、6100形に搭載されていたパンタグラフを廃止した。1988年(昭和60年)10月25日ダイヤ改正の輸送力増強に伴うもので、導入費用は2編成で26億8,682万9,000円(1編成あたり約13億4,321万円)とされている。近畿車輛で製造された。
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