5つの事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/11 11:51 UTC 版)
「ティシュアー・ベ=アーブ」の記事における「5つの事件」の解説
ミシュナー (マッセヘト・タアニート、4:6)には、ティシュアー・ベ=アーブの日に次の5つの悲劇が起きたと書かれている: この日、モーセの命を受けて「約束の地」カナンを偵察した12人の斥候たちは、帰還していかにカナンがひどいところかという報告をおこなったため、人々は嘆き悲しんだ。神はこれを見て怒り、モーセの引き連れた世代は約束の地に入れなくなった。(民数記13章〜14章)ユダヤ人たちはこの日に先祖の犯した過ちを嘆く習慣を持ち続けている。 紀元前586年、エルサレム神殿とユダ王国がネブカドネザル2世の新バビロニア王国によって破壊され、人々はバビロンへと連行される。(バビロン捕囚) 70年、エルサレム神殿(第二神殿)がローマ帝国によって再び破壊される。(エルサレム攻囲戦 (70年)) エルサレムにおけるユダヤ人の対ローマ帝国反乱とそれによって行われたエルサレム包囲(70年)などの後、133年にローマ軍が神殿跡とその周囲を更地にしてしまったこと。 バル・コクバの乱により、135年にベータール(英語版)が陥落、アキバ・ベン・ヨセフなど多くのタンナーイームが戦死する。
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