2022年 13年ぶり全豪優勝 ダブルグランドスラム達成 全仏V14・GS22勝目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 21:15 UTC 版)
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1月、メルボルンサマーセットで始動して優勝。弾みをつけて迎えた全豪オープンでは準々決勝でのデニス・シャポバロフ戦で、去年と同じ2セットアップから追いつかれたものの、ここを勝ち切ると決勝のダニール・メドベージェフ戦では2セットダウンからの逆転勝利(2-6,6-7(5),6-4,6-4,7-5)を果たし、単独史上最多となる21度目のグランドスラム大会優勝を果たした。また、この優勝で史上4人目となるダブルグランドスラムを達成した(ロッド・レーバー、ロイ・エマーソン、ノバク・ジョコビッチ以来)。 勢いは止まらず、次戦のメキシコ・オープンはすべてストレート勝ちで制覇。BNPパリバ・オープンでも、準決勝でカルロス・アルカラスを降して開幕20連勝とした。しかし、決勝ではテイラー・フリッツに敗れ、連勝は止まった。大会後、試合中に訴えていた胸の痛みの原因が胸部疲労骨折だったとし、最大で6週間離脱することを発表した。 5月のムチュア・マドリード・オープンで復帰。ここは準々決勝で同胞の後輩アルカラスに敗れた。続くBNLイタリア国際では3回戦でシャポバロフに逆転負けし、足の状態が悪いことが露呈した。 足の状態が懸念された全仏オープンでは大方の予想を覆し、4回戦ではフェリックス・オジェ=アリアシムを3-6,6-3,6-2,3-6,6-3のフルセットで下すと準々決勝では前年王者のノバク・ジョコビッチを6-2,4-6,6-2,7-6〈4〉で撃破し準決勝進出。準決勝では7-6〈8〉,6-6でリードした所でアレクサンダー・ズベレフが右足首の負傷によって途中棄権を申し入れ途中棄権によって決勝進出を決めた。決勝では初のグランドスラム決勝進出を決め、ナダルの運営するラファエルナダルアカデミー卒業生でもあるキャスパー・ルードとの初対戦。序盤から有利に試合を進め6-3,6-3,6-0で圧勝し同一大会最多の14度目の優勝及びグランドスラム男子最多優勝記録となる22度目の優勝となった。36歳2日での全仏優勝は最年長記録。
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