2022年の国民議会における主導権争い
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「シオマラ・カストロ」の記事における「2022年の国民議会における主導権争い」の解説
詳細は「2022年ホンジュラス政治危機(スペイン語版)」を参照 2021年の選挙以前、カストロはサルバドール・ナスララに対し、選挙に勝った暁には、ナスララの政党である救世主党に国民議会の主導権を渡す事を約束していた。これは、ナスララが大統領選挙戦から撤退し、カストロの陣営に加わる条件のひとつだった。ところが、2022年1月22日の議長選挙の際、自由復興党の20人の議員はこれに従わず、自党のホルヘ・カリックス(スペイン語版)議員に票を投じた。その他の自由復興党や連立相手の議員は、救世主党のルイス・レドンド(スペイン語版)議員に票を入れた。議場では乱闘騒ぎになりカストロは、カリックスの選出を拒んだ。次いでカリックスに投票した20人の議員(2人はカリックス支持を撤回)を「裏切者」として、18名を自由復興党から除名処分した。翌晩、カストロは議事堂の前で自由復興党の支持者を集めて集会を行い、集会の目的を「...国民議会の簒奪を防ぎ、我々の旗の下で国民によって選出されたにも関わらず裏切った、少数の議員が直接加担する、独裁者のフアン・オルランド・エルナンデスが目論む二大政党制を拒むため」と説いた。この争議は、カリックスと自由復興党を除名された議員が、レドンドの支持に同意した事で終わった。その後、カストロは、彼らを復党させた。
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