2017年 マスターズ準優勝 世界4位
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「ドミニク・ティエム」の記事における「2017年 マスターズ準優勝 世界4位」の解説
全豪オープンでは初めて4回戦に進出するが、ダビド・ゴファンに敗れた。2月のリオ・オープンでは決勝でパブロ・カレーニョ・ブスタに7-5, 6-4で勝利し、ツアー8勝目を挙げた。3月のBNPパリバ・オープンでは準々決勝でスタン・ワウリンカに4-6, 6-4, 6-7(2)で敗れた。 欧州クレーコートシーズンではバルセロナ・オープンでは世界ランキング1位のアンディ・マリーを6-2, 3-6, 6-4で破り、2017年のATP500大会2回目の決勝に進出した。そしてマドリード・オープンでは準決勝でパブロ・クエバスを破り、マスターズ自身初の決勝進出を果たしたものの、いずれもラファエル・ナダルの前に屈した。しかしローマでは準々決勝でナダルを6-4, 6-3で下した。なお、ティエムは2017年クレーシーズンで唯一ナダルから勝利した選手となったが、準決勝で第2シード、世界ランキング2位のノバク・ジョコビッチに1-6, 0-6で完敗を喫した。全仏オープンでは準々決勝でこれまで5戦全敗の前年覇者ジョコビッチに7-6(5), 6-3, 6-0で初めて勝利しリベンジに成功、2年連続の全仏ベスト4。これによりティエムは今季クレーコートシーズンにおいて、欠場中のロジャー・フェデラーを除くBIG4全員に勝利した事となった。しかし準決勝でナダルに3-6, 4-6, 0-6で再び敗れた。 芝ではゲリー・ウェバー・オープンで2回戦で敗退した。ウィンブルドンでは4回戦でトマーシュ・ベルディヒにフルセットで敗退した。以降ティエムは調子を落とし、全米オープンは4回戦でフアン・マルティン・デル・ポトロに2セットアップで2度マッチポイントを握るも敗れた。その後のアジアでは成都オープン、ジャパン・オープン・テニス選手権、上海マスターズと3週連続で初戦で敗退した。パリ・マスターズでは2回戦敗退となるが翌週11月6日付のランキングは自己最高となる4位を記録。2度目の最終戦となるNitto ATPファイナルズではナダルの補欠として参戦したパブロ・カレーニョ・ブスタに勝利したものの、ダビド・ゴファンとグリゴール・ディミトロフとの試合に敗れ1勝2敗でラウンドロビンで敗退した。年間最終ランキングは5位。
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