2012年の閉港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 04:42 UTC 版)
2012年、ロシア連邦は突如10月1日にティクシ空港を閉港することを発表。理由は滑走路を含む空港施設の老朽化であった。 また冬季は町へ通ずる道が閉鎖するためティクシは陸の孤島になりかけた、だがサハ共和国政府により町への道を閉鎖しないことを決定した。 2013年4月の会見で、ドミートリー・メドヴェージェフ連邦政府議長は「ロシア空軍の町の存続を考慮しない行動に憤りを感じる」と語った。 サハ共和国政府とロシア空軍との交渉の結果2013年6月、アントノフAN‐24による便で民間機が復活する事になった。 2014年、ロシアのメディアイタルタス通信はロシア政府が北極圏に6つの軍用の閉鎖都市をロシア北極圏に作ることを発表その内の一つがティクシ近郊に作られる事になったと報道した。 その後、ロシア連邦軍建設局長のローマン・フィリモノヴは、会見で「これらの閉鎖都市は快適な生活が出来る様に作っている」、「我々はティクシ空港のインフラを来年(2015年)までに完璧にする」と発表した。 2020年現在、空港の滑走路などのインフラは更新されているが、旧ターミナルやソビエト連邦下に使われていたと思しき廃墟が空港施設に隣接をしている。
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