2009 PDC CHALLENGE TOURNAMENT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/09 07:35 UTC 版)
2009 PDC CHALLENGE TOURNAMENT | |
---|---|
![]() | |
概要 | |
開催日 |
8月9日 (西日本予選) 9月21日 (東日本予選) 10月25日 (The Final) |
開催国 |
![]() |
開催地 |
神戸 (西日本予選) 横浜 (東日本予選、The Final) |
会場 |
神戸国際展示場 (西日本予選) 横浜産貿ホール (東日本予選) パンパシフィック横浜ベイホテル東急 (The Final) |
主催団体 | PDJ (PDC) |
形式 | legs |
放送 | |
インターネット |
![]() |
チャンピオン | |
![]() |
2009 PDC CHALLENGE TOURNAMENTは、2009年に開催された初開催のPDC CHALLENGE TOURNAMENTである。
2004 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップよりPDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップの日本人プレイヤー枠は存在したが、2010 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップからPDC CHALLENGE TOURNAMENTのチャンピオンにこの枠を与えることとなった。 これにより、このトーナメントで優勝すれば、PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップに出場できるという明朗な選抜方式となっている。
初チャンピオン及び2010 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップ出場者は、村松治樹となった。
なお、The Finalは、ダーツ最高峰のレフリーであるラス・ブレイが来日し、レフリーを務めた。
本戦の日程・会場・放送など
本戦の日程、会場、放送などの情報は、以下の通りである[1]。
西日本予選 | 東日本予選 | The Final | |
---|---|---|---|
開催日 | 8月9日 (日) | 9月21日 (月) | 10月25日 (日) |
開催国 | ![]() | ||
開催地 | 神戸 | 横浜 | 横浜 |
会場 | 神戸国際展示場1号館2階 | 横浜産貿ホール | パンパシフィック横浜ベイホテル東急 |
使用ボード | 不明 | 不明 | 不明 |
インターネット放送 | ![]() |
![]() |
- |
形式
まず、西日本予選と東日本予選があり、これらの予選を通過するとThe Finalに出場できる。 なお、各予選とThe Finalの3つのイベントは、それぞれ1日のうちに行われる。
全試合、
- スロウ・フォー・ブルで最初のレッグにおける先攻を決定し、レッグごとに先攻後攻を交代
- レッグ形式
- タイブレイク無し
で行われる。
西日本予選・東日本予選
西日本予選と東日本予選の形式は、参加人数が異なることにより試合数が異なることを除けば、形式は基本的に同じである。 また、2009年は、西日本予選が行われた後に東日本予選が行われたが、前者において上位4名に残れなかったプレイヤーは、後者に参戦することも可能であるため、日本のトップ層を中心に両予選に名前が見られるプレイヤーが多い。
両予選は、ラウンドロビンと本戦の2段階になっている。
ラウンドロビン
本戦
本戦は、シングル・エリミネイション形式で行われる[2][3]。
The Final
ラスト8からのシングル・エリミネイション形式である[4]。
レッグ数
大会 | ラウンド | レッグズ (ベスト・オヴ) | |
---|---|---|---|
各予選 | ラウンドロビン | 5 | |
本戦 | ラスト16まで | ||
準々決勝以降 | 7 | ||
The Final | 準決勝まで | 9 | |
決勝 | 11 |
結果
西日本予選
本戦
本戦における結果は、以下の通りである[5]。 西日本予選からのThe Final出場プレイヤーは、1位通過の橋本守容、2位通過の吉田裕計、3位通過の赤松大輔、そして4位通過の村松治樹であった。
ラスト16
|
|
準々決勝
ここで勝利すれば、The Final出場となった。
準決勝
決勝
スコア | ||
---|---|---|
橋本守容 ![]() |
4 – ? | ![]() |
東日本予選
本戦
本戦における結果は、以下の通りである[5]。 東日本予選からのThe Final出場プレイヤーは、1位通過の竹内淳、2位通過の松本嵐、3位通過の沖山祐一、そして4位通過の安食賢一であった。
ラスト16
|
|
準々決勝
ここで勝利すれば、The Final出場となった。
準決勝
決勝
スコア | ||
---|---|---|
竹内淳 ![]() |
4 – ? | ![]() |
The Final
The Finalの結果は以下の通りである[6]。 チャンピオン及び2010 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップの出場権を得たのは、村松治樹であった。 村松は、このトーナメント以前、たった一度しかスティール・ティップ・ダーツのトーナメントに出場した経験が無く、それより遥かにスティール・ティップ・ダーツの経験が豊富な橋本守容が、ワールド・チャンピオンシップの切符を手にするという大方の予想を裏切ってのことである[7]。
以下は、その結果である。 プレイヤーの前の1から4までの数字は、予選における順位、東西は通過した予選を表す。
準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||||||
1西 | ![]() | 5 | ||||||||||||
4東 | ![]() | 4 | ||||||||||||
1西 | ![]() | 5 | ||||||||||||
2東 | ![]() | 1 | ||||||||||||
3西 | ![]() | 2 | ||||||||||||
2東 | ![]() | 5 | ||||||||||||
1西 | ![]() | 2 | ||||||||||||
1西 | ![]() | 6 | ||||||||||||
2西 | ![]() | 5 | ||||||||||||
3東 | ![]() | 2 | ||||||||||||
2西 | ![]() | 4 | ||||||||||||
4西 | ![]() | 5 | ||||||||||||
4西 | ![]() | 5 | ||||||||||||
1東 | ![]() | 2 |
2010 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップの結果
ここでは、2010 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップにおける村松治樹の結果を紹介する[8][9]。
今回の活躍により、村松は、PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップにおいて、日本人プレイヤーでは初めて第0ラウンド (Preliminary Round) を通過し、第1ラウンド出場を果たしたプレイヤーとなった。 また、第1ラウンドで1レッグ取得した最初の日本人プレイヤーにもなっている。
第0ラウンド
形式: ベスト・オヴ・7・レッグズ
第0ラウンドにおける村松の対戦相手は、ポーランド予選を勝ち抜いたクシュシュトフ・クチュクであった。
結果は、以下の通りである。
統計値
村松治樹 ![]() |
4 – 1 | ![]() |
---|---|---|
5 | 100+ | 1 |
2 | 140+ | 1 |
1 | 180 | 1 |
25.33 | Ave 1 | 25.43 |
75.98 | Ave 3 | 76.28 |
75 | High Finsh | 140 |
2 | 取得後攻レッグ | 1 |
取得レッグ
村松治樹 ![]() |
先攻 | ![]() |
---|---|---|
← | ◯ | |
◯ | → | |
◯ | ← | |
◯ | → | |
◯ | ← | |
4 | 合計 | 1 |
第1ラウンド
形式: ベスト・オヴ・5・セッツ (各セットはベスト・オヴ・5レッグズで第5セットのみタイブレイクあり)
第1ラウンドにおける村松の対戦相手は、当時PDC オーダー・オヴ・メリット7位のロニー・バクスターであった。
統計値
村松治樹 ![]() |
0 – 3 | ![]() |
---|---|---|
15 | 100+ | 11 |
3 | 140+ | 15 |
1 | 180 | 0 |
27.95 | Ave 1 | 31.64 |
83.84 | Ave 3 | 94.93 |
40 | High Finish | 68 |
0 | 取得後攻レッグ | 4 |
取得レッグとセット
村松治樹 ![]() |
先攻 | ![]() | ||
---|---|---|---|---|
セット | レッグ | レッグ | セット | |
← | ◯ | ◯ | ||
→ | ◯ | |||
← | ◯ | |||
→ | ◯ | ◯ | ||
← | ◯ | |||
→ | ◯ | |||
◯ | ← | ◯ | ||
→ | ◯ | |||
← | ◯ | |||
→ | ◯ | |||
1 | 0 | 合計 | 3 | 9 |
ロニー・バクスターの結果
村松治樹を撃破したロニー・バクスターは、その後準々決勝まで勝ち進んだ。 2010 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップにおけるバクスターの結果は、以下の通りである。
ラウンド | セット | 対戦相手 | |
---|---|---|---|
1 | ![]() |
3 – 0 | ![]() |
2 | ![]() |
4 – 0 | ![]() |
3 | ![]() |
4 – 1 | ![]() |
準々決勝 | ![]() |
0 – 5 | ![]() |
参照・脚注
- ^ PDJ Official Site PDJ
- ^ a b c 2009 PDC CHALLENGE TOURNAMENT 西日本予選 J-STUDIO
- ^ a b c 2009 PDC CHALLENGE TOURNAMENT 東日本予選 J-STUDIO
- ^ a b 2009 PDC CHALLENGE TOURNAMENT The Final J-STUDIO
- ^ a b 2009 PDC CHALLANGE TOURNAMENT J-STUDIO
- ^ 2009 PDC World Japan Qualifying Event Results Darts Database
- ^ Muramatsu Wins PDJ Qualifier Professional Darts Corporation
- ^ World Championship - Day Four Professional Darts Corporation
- ^ 2010 PDC World Championship Results Professional Darts Corporation
「2009 PDC CHALLENGE TOURNAMENT」の例文・使い方・用例・文例
- 日本政府は2009年2月に国家短期証券の発行を開始した。
- 2009年の労働争議は総件数780件で対前年比18.7%増、総参加人員は61,482人で同34.8%減だった。
- しかし、私の母は2009年に他界しました。
- 2009年より支店で働いています。
- この薬は2009年より日本で使用可能となった。
- 2009年から株価は上昇し始め、ついに今年で最高値に達した。
- 2005年にはNASAは新たな火星軌道衛星を打ち上げ,2009年には探査車が火星に送り込まれる。
- 第1段階は,2009年に終わる予定だ。
- 2009年ごろ,「ウルトラマンの街」がタイの古都アユタヤの郊外にオープンする予定だ。
- 2009年3月までに,資生堂は店頭売上高を2倍の1000億円にし,店舗数を5000店に増やすことをめざしている。
- 国際オリンピック委員会(IOC)は2009年10月に開催地を選定する。
- 裁判員制度,2009年に開始へ
- 裁判員制度が2009年に始まる予定だ。
- 同タワーは改修され,開港150周年を記念して2009年に再びオープンする予定だ。
- 2009年3月末までに,全国で発行されるすべての免許証にICチップが内蔵される予定だ。
- この時計は2009年に150周年を迎える予定だ。
- 2009年から,同レースは鈴鹿と富士で交互に行われる予定だ。
- NASAは2009年に施設の建設を開始し,2012年に完成させたいと考えている。
- 同店は2009年秋の開店を予定している。
- 2009年日本グランプリは三重県にある鈴(すず)鹿(か)サーキットで行われる予定だ。
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