2007年 ウィンブルドン5連覇 歴代最長連続世界1位
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マスターズ・シリーズでは、インディアン・ウェルズの2回戦でギリェルモ・カナスに敗れ、ツアー連勝記録が41(歴代4位)で止められるも、ハンブルクとシンシナティーで優勝。ハンブルクではナダルのクレー連勝記録を81で止め、シンシナティーではジェームズ・ブレークを破ってATPツアー・シングルス・タイトル獲得数が50に達した。また、モンテカルロ、カナダ、マドリードでは準優勝している。 グランドスラムでは、全豪オープンを全試合ストレート勝ちで優勝。グランドスラムでの達成は1980年全仏オープンのビョルン・ボルグ以来27年ぶり史上4人目で、全豪オープンとしては1971年のケン・ローズウォール以来の快挙であった。全仏オープンは決勝でナダルに敗れ、年間グランドスラムを阻まれた。ウィンブルドンは決勝でナダルとの接戦を制し、1980年のビョルン・ボルグ以来となる5連覇を達成。全米オープンも決勝で新鋭ノバク・ジョコビッチを破り、前人未到を更新する4連覇を果たした。これにより、歴代最多となる10大会連続グランドスラム決勝進出を達成した。 マスターズカップはラウンドロビン戦こそフェルナンド・ゴンザレスに敗れるも、決勝でダビド・フェレールを破って優勝した。この年は8大会で優勝し、戦績 68勝9敗(勝率88.3%)を記録。全仏オープン終了時にランキング争いでナダルに肉薄されるも、ウィンブルドン以降は盛り返し、8月27日に世界ランキング1位連続座位期間が「187週」に到達。シュテフィ・グラフが持つ最長記録(186週)を塗り替え、12月には「200週」に到達した。
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