2000年以後に見られる各種の動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 21:11 UTC 版)
「訓練隊 (自衛隊)」の記事における「2000年以後に見られる各種の動き」の解説
90年代までは訓練隊所属隊員に対する各種優遇処置が部隊の名誉をかけている観点から各部隊において顕著に見られていたが、2000年以後に本来の任務のあり方などが問われた結果、訓練隊規模は徐々にではあるが縮小傾向になっている。以下は具体的な例として挙げる。 訓練隊そのものの廃止:方面・師団スキー大会を実質的に行わない・若しくは毎年の開催から数年に一度の開催という形になってきているため、訓練隊の存在自体の価値が無いとして、事実上訓練隊を廃止となる事例(2師団・5旅団等) 訓練隊の活動を縮小:平時から常に訓練を行うのではなく、各種大会への参加が予定される場合に限って人員を招集し訓練を行う事例(特科・後方支援部隊等) 訓練隊そのものの活動を廃止:師団長・連隊長の方針により、普通科連隊及び特科連隊等の訓練隊は一部を除き廃止となる事例 訓練隊の存在意義:訓練隊所属隊員の殆どが曹へ昇任するが、一般訓練所属は昇任できずに任期満了等で退官する現状を踏まえ、訓練隊による各種戦技訓練そのものへの見直し論議が行われた結果、活動縮小及び待遇面での優遇処置の廃止等
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