2000年以降に大きな動きがあった目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 07:02 UTC 版)
「昆虫の分類」の記事における「2000年以降に大きな動きがあった目」の解説
カカトアルキ目(踵歩目) Mantophasmatodea カカトアルキは2001年にアフリカで発見され、そして新目新科として記載された。ガロアムシ目 Grylloblattodeaと姉妹群であるため、 Arillo & Engel (2006) らなどのように、合わせて(広義の)非翅目(Notoptera)という1目におかれ、その下位分類(カカトアルキ科 Mantophasmatidae)とされることもある。 咀顎目(カジリムシ目) Psocodea かつてのシラミ目(裸尾目) Phthiraptera は多系統であり、チャタテムシ目(嚙歯目) Psocoptera は側系統であった。そのため、上位分類群であった咀顎類Psocodea Hennig, 1953が目とされた。「咀顎目#歴史」を参照。 ゴキブリ目(網翅目)Blattodea かつてのゴキブリ目(網翅目)Blattodeaとシロアリ目(等翅目)Isopteraが統合された。またカマキリ目と合わせ網翅目 Dictyopteraとされることもあった(網翅上目と等しい範囲)。「シロアリ#分類」、「ゴキブリ#分類」を参照。
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