2 Konzertetuden S.145 R.6とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > ピティナ・ピアノ曲名 > 2 Konzertetuden S.145 R.6の意味・解説 

リスト:2つの演奏会用練習曲

英語表記/番号出版情報
リスト2つの演奏会用練習曲2 Konzertetuden  S.145 R.6作曲年: 1862-63年  出版年1863年 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 ざわめき  "Waldesrauschen"4分30秒 No Image
2 小人の踊り "Gnomenreigen"3分00 No Image

作品解説

2007年10月 執筆者: 和田 真由子

ワイマール時代作曲された他の練習曲違い、1862~63年にかけてローマで作曲された。この頃リストは、すでに50歳をこえているが、斬新な和声洗練された技巧など、いずれも円熟期リスト確かな自信感じられる作品である。
リスト愛弟子、ディオニソス・ブルックナー(183490)にささげられた。

以下、いずれもタイトルは、作曲の際に与えられており、絵画的作曲されている。
1.ざわめき / No.1 "Waldesrauschen" 変ニ長調 ヴィヴァーチェ
原語日本語訳で、“森のささやき”と広く知られていたが、それは誤訳であり、正確には“ざわめき”と訳すのが適当である。
冒頭から、木の葉ずれの音を想わせる16分音符の3連符伴奏にのせて、優美な旋律なめらかに歌われる。曲は次第高まりをみせ、嵐のようなクライマックスをむかえる。その後再び冒頭穏やかさとりもどし静かに曲を閉じる。

2.小人の踊り / No.2 "Gnomenreigen" 嬰へ短調 プレスト・スケルツァンド
短い前奏続き敏捷な動きをみせる楽想は、タイトルどおり、軽やかな妖精の舞いを想像させるスケルツォ風の曲。ウン・ポコ・アニマートで登場する楽想と、主要楽想が、交互に登場する調性激し移り変わり急激なリズム変化デモーニッシュな雰囲気もちあわせ魅力的な練習曲比較演奏容易な第一に対して、非常に高度な技巧要求する




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「2 Konzertetuden S.145 R.6」の関連用語

2 Konzertetuden S.145 R.6のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



2 Konzertetuden S.145 R.6のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2024 PianoTeachers' National Association of Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS