1stアルバムのリリース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 09:26 UTC 版)
「セイオシン」の記事における「1stアルバムのリリース」の解説
2005年、バンドは全米ツアーを敢行し、ワープドツアーにも参加する。またこの期間中に"Bury Your Head"のVideoが撮影され、Fuse(アメリカのケーブルテレビ)で公開された。 そしてバンドはキャピトル・レコードと契約し、2006年9月26日に自身の名を冠した1stアルバム「Saosin」でデビューを飾る。この作品は1週間で3万5千枚を売り上げ、全米アルバムチャートにて、初登場22位を記録した。ちなみに「Steven's Untitled Rock Show」という番組で、司会者が「8万枚を売り上げた…」と紹介しているが、これは間違いで、ジャスティンがその場で訂正している。この作品には、「同じジャンルに属する他アーティストとは、違った方向性にものにする」というバンドの意向が含まれていたようで、彼等がインディーズ時代に設立した「Death Do Us Part」というレーベルからリリースした最初のEPや、いわゆるポスト・ハードコアの他バンドと比べると、少しソフトな作品に仕上げられた。 2006年には、全米でも屈指のロックフェスティバル「Taste Of Chaos'06」に参加し、Bleeding Through やSenses Failといったバンドと共に全米をツアーも行っている。 また2007年には全米でThe Usedをヘッドライナーに据えて開催された「Taste Of Chaos'07」にも参加しており、30 Seconds to Mars やAidenといった人気バンドとの競演も果たしている。そして、5月の初頭にはオーストラリアへ向かい、ブリスベン、シドニー、メルボルン、アデレード、パースといった主要都市にて、A Static Lullabyや地元のバンドをサポートに迎えたライヴを行っている。 同年夏には、リンキン・パーク をヘッドライナーとした「Projekt Revolution」に参加している。また彼等のウェブサイトに掲載されたインタビューで、クリスとコーフの二人が、「ツアー中に、次のアルバムに向けた曲を書き始めたよ」と発言している。 2008年10月には、ツアー販売とインターネットサイト「hurley.com」 限定で、五曲入りミニアルバム「The Grey」をリリースした。これには当時の新曲3曲と、既発曲のアコースティックver.が収められているが、この新曲はいずれも、後に販売される2ndアルバム「In Search of Solid Ground」に再レコーディングされた物が収録されている。また2009年になって、ようやくiTunesでの販売も解禁となっており、現在はそちらで入手できるようになっている。
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