1999年 - 2014年:死後のアルバム
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「ケヴィン・ギルバート (ミュージシャン)」の記事における「1999年 - 2014年:死後のアルバム」の解説
ギルバートの音楽のいくつかを収めたアルバムが死後にリリースされており、まず1999年に、ライブ・アルバム『Kevin Gilbert&Thud – Live at the Troubadour』(主にアルバム『Thud』からの曲で構成)と、彼が取り組んできたGiraffeの楽曲をまとめたコンピレーション・アルバムがリリースされた。 ギルバートのセカンド・ソロ・アルバムとなる『The Shaming of the True』(2000年)も死後にリリースされた。残されていたアルバムは大部分が不完全なものだったが、ギルバートの遺産管理人がニック・ディヴァージリオ(『Thud』や、Giraffeの「Proffest'94」ライブの参加メンバーで、スポックス・ビアードのドラマー、そしてギルバートの親友)と、音楽プロデューサーでエンジニアのジョン・クニベルティに、現存するテープとギルバートが残したアルバムの計画ノートを託して完成することとなった。これに続いて、ギルバートのグループである「Kaviar」によって演奏された「インダストリアル」アルバムが2002年にリリースされた。10年後の2012年6月に、ニック・ディヴァージリオはカリフォルニア州ホイッティアーにおける「CalProg」にてヘッドライナーとして、アルバム『The Shaming of the True』全曲をライブで演奏した。 2009年10月に3つの新作がリリースされた。『Nuts』と『Bolts』(どちらも未発表曲と未発表ミックスのコンピレーション・アルバムで、2枚の別のCDアルバムとしてリリース)、そして『Welcome to Joytown – Thud:Live at The Troubadour』という1999年にオリジナルがリリースされた作品の拡張版となるDVD&CDである。ギルバートによるアルバム『トーイ・マチネー』のプロモーション・グループによるライブ・パフォーマンスが2010年3月に公開され、2011年後半には、マーク・ホーンズビーによるオーケストレーションとエンジニアリングを追加した『The Shaming of the True』の豪華な拡張版がリリースされた。2012年には、2枚のGiraffeのアルバムと、1984年のアルバム『No Reasons Gived』が再発され、オリジナルのアナログ・テープからの完全なリマスタリングが行われた。2014年後半には、アルバム『Thud』も同様の拡張版がリリースされた。
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