1995年 世界50位入り
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「杉山愛」の記事における「1995年 世界50位入り」の解説
シングルスでは5月の全仏オープン1回戦で大会第15シードのヘレナ・スコバを4-6, 6-3, 9-7の逆転で下し、金星を挙げる形でグランドスラムシングルス本戦初勝利を手にすると、そのまま勢いに乗りチャンダ・ルビンとの4回戦まで進出する好成績を残す。ノーシードで出場した10月のバンク・オブ・ザ・ウェスト・クラシックでは2回戦で第6シードのイリナ・スピールリアを下す活躍で2度目のツアー決勝に進出。決勝では当時世界ランク7位、大会第2シードのマグダレナ・マレーバに3-6, 4-6のストレートで敗れた。 ダブルスでは長塚と組んでノーシードで出場した年初のモーリラ・ホバート国際ダブルスを勝ち上がり、決勝では大会第1シードのマノン・ボーラグラフ(オランダ)&ラリサ・ネーランド組を2-6, 6-4, 6-2の逆転で下し優勝。長塚とは4月のジャパン・オープンでもペアを組んで第2シードで出場し準優勝の成績を収めた他、ナンシー・フェバー(ベルギー)と組みノーシードで出場したDFSクラシックでもベスト4に進出。年度末ランクもシングルスで46位、ダブルスで45位 と単複共トップ50に到達し、前年に引き続き好調なシーズンを送った。 また4月にはフェドカップ日本代表に初選出。同月22,23日にドイツ・フライブルクで行われたワールドグループI1回戦、対ドイツ戦のダブルスで伊達公子とのペアで起用され、代表デビュー戦を勝利で飾っている。 ツアー以外では5度目の出場となった全日本テニス選手権女子シングルスで全試合ストレート勝ちの圧倒し悲願の初優勝を果たす。翌年から杉山のコーチを務めることになる丸山淳一と共に出場した混合ダブルス部門でも全試合ストレート勝ちで優勝 し2冠となった。
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