1990年代から2004年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 14:03 UTC 版)
「ナメル」の記事における「1990年代から2004年」の解説
センチュリオン戦車をナグマショット・ナグマホン・ナクパドン装甲兵員輸送車へ、また、プーマ戦闘工兵車に作り替えた経験に続き、多数のT-54およびT-55戦車がアチザリットに改修されて成功した。こうしたことは、メルカバ戦車を重防御の装甲兵員輸送車・歩兵戦闘車に作り替えるというアイディアを後押しした。この考えには大きな成功の見込みがあった。理由としては、250両という多数のメルカバ Mk 1が任務から徐々に退役させられることになっており、また、メルカバ Mk 2の105mm主砲も、現代的なIMI 120mm主砲へとこれ以上アップグレードできないことが明確になっていたためである。 1990年代中、資金の不足を理由として開発は大きく前進しなかったものの、続く2004年のガザ紛争では、M113装甲兵員輸送車が即席爆発装置やRPGに対して脆弱であることが暴露され、イスラエル国防軍は開発を再開した。この時点では、ナメルの国内生産がストライカー装甲車の導入よりも好まれていた。
※この「1990年代から2004年」の解説は、「ナメル」の解説の一部です。
「1990年代から2004年」を含む「ナメル」の記事については、「ナメル」の概要を参照ください。
- 1990年代から2004年のページへのリンク