1954–57年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 08:05 UTC 版)
「オペル・カピテーン」の記事における「1954–57年」の解説
ようやく完全な戦後型として生まれ変わり、アメリカ風に低く幅広い新設計のフルワイズ・フラッシュサイドボディとなって、スタイリングトレンドではメルセデスや、同時期出現のBMW・501を凌駕、西ドイツ製上級車のフルワイズ化で1949年以降先行していたボルクヴァルトに追いついた。 前輪ウィッシュボーン、後輪リジッドの保守的レイアウトに変化はなく、エンジンも戦前からの6気筒を流用したが出力は68馬力に強化されていた。更に1955年からは71馬力、56年には75馬力と順次強化され、最高速度も140km/hとなった。56年には外観の化粧直しも行われた。57年からは3速半自動変速機がオプションとなった。 このモデルは154,098台が作られ、VWビートル、オペル・レコルトに次ぐ、ドイツ国内第三位の販売実績を示した。
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