19世紀以降の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/08 00:31 UTC 版)
南北戦争の間、北軍は島々をすぐに占領した。白人の栽培者たちは奴隷を残して本土の他の場所に逃げていったため、黒人たちはこの期間は自分たち自身の生活を送った。栽培者たちはマラリアの感染をおそれて本土にしばしば留まったため、黒人たちは結束力のあるコミュニティをこの地で構築していった。多くの奴隷たちは米やインディゴの栽培に取り組んだ。そして白人との対話を制限し、彼ら自身の独特の文化を身に着けることとなった。 1863年1月1日のエイブラハム・リンカーン大統領の奴隷解放宣言によって、島々の5,000人以上の奴隷たちは自由を得ることになった。元奴隷たちは土地を得ることを望んだが、白人たちはすぐに土地を取り戻し、自由になったはずの元奴隷たちは労働者として結局プランテーションで栽培に取り組んだ。 島々は1893年のハリケーンで大きな被害をうけた。
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