18代錦島(7代高砂、元朝潮)の相撲協会退職
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「朝乃山英樹」の記事における「18代錦島(7代高砂、元朝潮)の相撲協会退職」の解説
高砂部屋の先代師匠(7代高砂)の18代錦島(元大関・朝潮)は、5月21日のコラムで相撲ファンに謝罪し「入門から昨年まで師匠として、そんな指導はしていないし期待を裏切られた思いでいる。大関の地位にいながら考えが甘く自覚がなかった。信用を取り戻すためにどうするか、自問自答してほしい」と記していた。 ところが、6月10日と翌11日に18代錦島もガイドライン違反の外出をしており、協会コンプライアンス委員会の調査を受けたことや退職届を提出していたことが報じられた。相撲協会は同日の臨時理事会後、その事情について発表している。それによると、18代錦島は2020年春ごろからの原則私的外出禁止期間に朝乃山や付け人の力士を近くの飲食店に連れ出したり知人と複数回会食をしていたことを、同委員会の聴取を受けて認めた。5月25日までに同伴した付け人の聴取は終了しており、18代錦島は6月1日に退職届を提出し、同月10日付で受理された。これは理事会が18代錦島本人から聞き取りをしての結果であった。 これを重く見た同委員会は、2020年11月の高砂部屋継承後も18代錦島が部屋施設に居住し、8代高砂が部屋施設に居住していなかったことも朝乃山の監督不行き届きの一因と見ていた。8代高砂と18代錦島は6月4日の同委員会の会合に呼ばれ、部屋施設の家主を2021年7月中に8代高砂に変更することを確認されている。8代高砂は、朝乃山が18代錦島家族と会食をしていたことを同部屋力士から知らされ、朝乃山に注意し部屋の力士たちに外出禁止を遵守するよう訓示していた。しかし、朝乃山の外出には気づいていなかったという。
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