167系の形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:25 UTC 版)
モハ167-12 モハ166-12 クハ167-21 モハ167形 モハ166形とユニットを組む2等電動車 (M) で主制御器を搭載。定員は84名。 基本的な構造はモハ165形と同様だが側扉が700 mmに変更されたため窓配置が異なる。 モハ166形 モハ167形とユニットを組む2等電動車 (M') でMG・CP・パンタグラフを搭載。定員は84名。 基本的構造は修学旅行閑散期には臨時列車で狭小トンネル区間が存在する中央東線への入線が考慮されパンタグラフ搭載区画を低屋根化したモハ164形800番台と同様だが窓配置が異なる。なお本形式が製造された当時の国鉄ではパンタグラフ部低屋根構造車両を慣例として800番台に区分していたが、本形式は全車が低屋根車に該当するため区分せず155・159系同様0番台とした。 補機類ではモハ164形と同様に増備途中でCPの機種変更が行われたことから、1965年製造の1 - 4がMH80A-C1000形2基、1966年製造の5 - 15がMH113A-C2000M形1基搭載。 宮原配置の10 - 15は冷房化と同時にトイレならびに物置を撤去して乗務員室へ変更する工事を施工。 クハ167形 2等制御車 (Tc) で定員は76名。クハ155・159形同様客室には速度計と電池式時計が設置されたが一般転用時に撤去された。 田町に新製配置された1 - 8のATSはS形に加えA形を併設。 冷房化時に田町車は偶数向き車にのみ冷房電源用MGを搭載。宮原車は偶数向をクハ165形に統一することで本形式は奇数向に統一されたことで冷房電源用MGは搭載しない。
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