1340形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/05 03:43 UTC 版)
「国鉄1340形蒸気機関車」の記事における「1340形」の解説
元は、信濃鉄道が1922年(大正11年)に雨宮製作所で製造した、2気筒単式で飽和式、車軸配置0-6-0(C)のサイドタンク式26t級蒸気機関車で、信濃鉄道では6形(10, 11)と称した。このうち、10については信濃鉄道プロパーのものであるが、11については高畠鉄道(後の山形交通高畠線)が開業用に用意したもので、1(初代)と称したものである。高畠鉄道ではこれを過大と感じたのか、1927年(昭和2年)?に信濃鉄道の1920年製20t級雨宮製作所製車軸配置0-6-0形機関車の7(4形)と交換し、これが高畠鉄道の1(2代)とされた。 この2両は、1937年(昭和12年)の信濃鉄道国有化とともに鉄道省籍となり、1340形(1340, 1341)と改番された。また、買収前には、鉄道省の大糸南線の建設用にも使われたという。国有化後は、矢島線で使用されたが、1943年(昭和18年)に1340は昭和電工大町工場、1341は三徳工業茨島工場に譲渡された。
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