13日間戦争~90年戦争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:18 UTC 版)
「銀河英雄伝説の戦役」の記事における「13日間戦争~90年戦争」の解説
西暦2039年、当時の人類社会唯一の生存圏だった地球を二分していた勢力である北方連合国家(ノーザン・コンドミニアム, Northern Commenwelth)と三大陸合州国(ユナイテッド・ステーツ・オブ・ユーラブリカ, United States of Eurafrica)が全面戦争に突入した。13日間に渡って熱核兵器を大気圏内で大量に使用し、戦乱に無関係だった中立国や小国の資源等を敵に利用されない様にするために容赦なく核攻撃した結果、世界の主要大都市圏は壊滅状態となった(13日間戦争)。北方連合国家と三大陸合州国は壊滅し、その後の90年間は地球各地で戦乱が続いた(90年戦争)。 この時代の混乱は著しく、戦争終結時期の世界人口は約10億まで激減し、北米大陸に割拠した教団国家群(オーダーネイション)は精神的にも肉体的にも人々を疲弊させる結果を招いた。2129年、地球上の各勢力が全ての主権国家の権利を放棄するという選択を行い、人類初の統一政体である「地球統一政府」が樹立。それにともなって地球上の各戦争は一応終結したが、実質的には当時の疲弊しきった地球上では食糧生産能力が痛撃を被っており、戦争を継続できる余裕のある勢力は既に存在しなかった。 終戦後は地球の再建と宇宙開発が進んでいき、27世紀のシリウス戦役までは平和な時代が続く。
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