12あらすじ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 08:16 UTC 版)
「ラヴクラフトとダーレスの合作作品」の記事における「12あらすじ」の解説
ダニッチ郊外のビショップ邸から主のセプティマス・ビショップが突然失踪してから20年後、親族にあたるアンブローズ・ビショップが移り住む。ダニッチ村の住民は、アンブローズがビショップ一族の者と知るや嫌悪を露わにする。トバイアス・ウェイトリイが漏らした「セプティマスは身内の者と共に殺された」というセリフを、アンブローズは怪訝に思う。 アンブローズは屋敷の頂塔の部屋で、円や五芒星の模様や、占星術・占術の書物を発見する。またアーカムの図書館で古新聞を調べ、大叔父の失踪や、使われなくなった橋が何者かに修繕されたこと、ダニッチやアーカムでも失踪事件が起きていたことなどを知る。アンブローズは、トバイアスが数々の失踪事件を失踪した大叔父のせいにしているのだろうと結論付ける。さらにアンブローズは屋敷の床下から、ミスカトニック河の廃墟に繋がる地下通路を見つける。アンブローズは壊れた橋で、人間のものとみられる奇妙な骨を見つけて持ち帰るが、目を離したすきに紛失する。トバイアスの店に探りに行くと、骨を見つけたことを言い当てられる。 その夜、アンブローズは、骨に肉がついて再生し、動物や人間や魔物に次々と変身する夢を見る。そこへセプティマスが女の顔をした鱗の使い魔を連れて姿を現す。やがて、若者達の失踪事件が再び起こり、村人たちはビショップ邸に敵意を向けてくる。アンブローズは、自分が橋から恐怖の存在を解き放ったことを理解し、蘇った大叔父にいざなわれ、使い魔の美女と共に、地の底の異界へと旅立つ。村の者たちがビショップ邸に放火する中、屋敷から裏の森へと瓶詰の手記が投げ込まれ、アンブローズ失踪事件を捜査する当局によって発見される。 ダニッチ住民は「全く使い物にならない壊れた橋」を修繕して、旧神の印を備え付ける。だが外の者たちにはまるで意図がわからず、新聞は彼らの行為を不思議がる。
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