10系気動車とその2エンジン形車の展開とは? わかりやすく解説

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10系気動車とその2エンジン形車の展開

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 02:27 UTC 版)

国鉄キハ55系気動車」の記事における「10系気動車とその2エンジン形車の展開」の解説

国鉄キハ10系気動車#キハ50形キハ44600形)」および「国鉄キハ10系気動車#キハ51形キハ44700形)」も参照 日本国有鉄道(以下「国鉄」)は1953年総括制御可能な普通列車用キハ45000系液体式気動車量産開始した。160PS級DMH17Bディーゼルエンジンを1基搭載し平坦路線では蒸気機関車牽引列車凌駕する走行性能確保したが、勾配路線では出力不足であった1954年には、出力強化目的にDMH17Bを2基搭載としたキハ44600形(後のキハ50形)が2両試作され、急勾配区間のある関西本線での試用実施された。結果良好で、25勾配登坂均衡速度は1エンジン気動車での23km/hから、44600形のみによる2エンジン編成では41km/hへと劇的に向上した同形用いて1955年3月から運転開始された準急列車は、名古屋 - 湊町(現・JR難波)間約180kmを3時未満で結び、従来比して大幅な速度向上を実現した同形には、通常型気動車比べ全長2m長いゆえに分岐器安全装置作動支障があったものの、キハ44700形(後のキハ51形)では全長を20.6mに抑えて分岐器問題解決した

※この「10系気動車とその2エンジン形車の展開」の解説は、「国鉄キハ55系気動車」の解説の一部です。
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