10万分1地形図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 17:07 UTC 版)
5万分1地形図と20万分1地勢図は古くから全国整備されてきたが、その間に当たる10万分1地形図の整備も何度か試みられた。5万分1と20万分1では単純に縮尺差が開き過ぎており、目的によって大き過ぎたり小さ過ぎたりする、世界的に見ると20万分1から2.5万分の1まで2倍間隔で全国シリーズを発行している国も少なくない(ドイツやスイス)、などが理由に挙げられる。 西南戦争の際に作成された10万分1九州全図や、経緯度線による図画では分断されることが多い地域(東京や京阪神などの大都市圏)など、特定の目的をもって一部地域について集成図を作成する例も多い。その一方で同一規格による全国整備も何度か意図され、北海道以外の全国で作成された例もある(ただし5万分1地形図の写真縮小図)。しかし同じ規格で継続して更新するには至っていない。
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