1号店の開店まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 17:37 UTC 版)
1958年(昭和33年)10月1日に西武ストアー(後の西友)土浦店が、セルフサービス方式を導入したスーパーマーケットを開業。それを見た神林照雄が、セルフサービス方式のチェーンストアにより、消費者が安く買える時代の到来を感じ、自身が常務取締役を務めていた霞百貨店の役員会で繰り返しチェーンストア化を図る必要性を説いたが、社長を含む他の役員が投資額が巨額である事等を理由に消極姿勢であった為、中々実現しなかった。 しかし、百貨店の店舗改築工事の際の金銭スキャンダルで社長が失脚。代わりに外部から新たな社長が招聘されると、その社長が神林の意見を取り入れ、霞百貨店の関連会社として、1961年(昭和36年)6月16日に株式会社霞ストアーを設立。その実質的な経営を神林に委ね、翌月7月に茨城県石岡市に1号店として、石岡金丸店を開店して事業を開始した。
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