紅美人【ベニビジン】(野菜)
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登録番号 | 第4354号 |
登録年月日 | 1995年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | いんげんまめ | |
登録品種の名称及びその読み | 紅美人 よみ:ベニビジン |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 3月 16日 | |
品種登録者の名称 | 小山要 | |
品種登録者の住所 | 北海道虻田郡倶知安町字八幡127番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小山要 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「紅絞金時」の突然変異であり,育成地(北海道虻田郡倶知安町)における成熟期はかなり早生,莢の幅が広く,種皮に濃赤紫の扁斑紋の入る品種である。 胚軸の色は緑,伸育性と草型は有限わい性,草丈及び主茎節数は中,葉色は緑,花色は白である。莢の長さはやや短,幅は広,わん曲の程度は軽く曲,くちばしの長さは長,くびれはあり,横断面は扁平,硬軟は硬,筋の有無はあり,若莢の地色は緑,斑紋の色はなし,一莢の内粒数は少である。子実の大小は中の大,形は短楕円体,種皮の斑紋の種類は扁,種皮の地色は白,斑紋の色は濃赤紫,環色は黄である。開花期は早,成熟期はかなり早,子実収量は中である。 「士幌いんげん」と比較して,子実の形が短楕円体であること等で,「紅絞金時」と比較して,花色が白であること,莢のわん曲の程度が軽く曲がること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は出願者のほ場(北海道虻田郡倶知安町)において,昭和58年に「紅絞金時」の突然変異を発見し,60年以降特性を調査して,平成4年にその特性が安定したことを確認して育成を完了したものである。 |
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