ENSOKU
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/25 16:26 UTC 版)
URL | http://ja.mcp.ensoku.club/ |
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言語 | 日本語 |
運営者 | シフトワン |
営利性 | 有 |
登録 | 任意 |
開始 | 2014年7月下旬 |
現在の状態 | サービス終了 |
『ENSOKU』とは、シフトワンが運営していた日本のウェブサイト、ウェブコミック配信サイト。
概要
2014年7月下旬、インフォコムのグループ会社で、ネットビジネス事業を担うアムタスの出資するシフトワン[注 1]が日本のポップカルチャーをテーマにした記事を提供する情報サイト『ENSOKU』を開設[1][2]。日本語の他に英語、韓国語、フランス語、スペイン語など全11ヶ国語に発信されていた(2015年3月31日現在)[3]。
2017年6月30日、諸事情によりサイトを閉鎖した[4]。
ENSOKU STORE
2014年10月1日よりモーションコミックの提供を開始[5][6]。同年11月25日よりモーションコミック販売サイト『ENSOKU STORE』のサービスを開始[7]。日本語を含め、英語、スペイン語、ポルトガル語など5カ国語にも対応し[3]、とくに海外からのアクセスは南米が多かったため、スペイン語とポルトガル語には、いち早く対応していた[3]。
2017年6月30日、ENSOKUの閉鎖に伴ってサービスを終了[4]。
主な配信作品
タイトル[5] | 作者 |
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ULTRAMAN | 清水栄一×下口智裕 |
インベスターZ | 三田紀房 |
テンプリズム | 曽田正人 |
オチビサン | 安野モヨコ |
ZOOO | 羽賀翔一 |
マコとマコト | 木下晋也 |
食キング | 土山しげる |
脚注
- ^ ensoku_infoのツイート(493965550398083073)
- ^ ensoku_infoのツイート(494016338302472195)
- ^ a b c “ニコ動のコミック版? 動いてしゃべってアフレコできる「モーションコミック」を追う”. ITmedia (2015年3月31日). 2024年1月11日閲覧。
- ^ a b "ENSOKU MOTION COMIC Notice of termination of service and site closure". ENSOKU - MOTION COMICS. シフトワン. 2024年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月29日閲覧。
- ^ a b 『株式会社シフトワン、次世代コミック「モーションコミック」の提供を開始!』(プレスリリース)Dream News、2014年10月6日 。2024年1月11日閲覧。
- ^ “アムタスがシフトワンと共同で次世代電子コミック「モーションコミック」の取り組みを開始”. インフォコム (2014年10月9日). 2024年1月11日閲覧。
- ^ 『モーションコミック販売ストアオープンのお知らせ』(プレスリリース)Dream News、2014年11月27日 。2024年1月11日閲覧。
注釈
- ^ 2017年8月、GMOアドパートナーズの連結子会社化。2018年10月、GMO NIKKOに吸収合併・統合される。
外部リンク
- ENSOKU - ウェイバックマシン(2014年11月5日アーカイブ分)
- エンソク(モーションコミック) (@ensoku_info) - X(旧Twitter)
- ENSOKU (ensoku.club) - Facebook
- ENSOKU - ニコニコ動画ユーザーページ
遠足
(ensoku から転送)
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遠足(えんそく)は、主に学校において校外へ出かける日帰り程度の旅行のことをいう。

日本における遠足
小学校及び中学校の学習指導要領解説の「特別活動編」において「遠足・集団宿泊的行事」として定められた学校行事である[1]。そのねらいとして、学校における学習活動を充実発展させる、教師と児童(生徒)、児童(生徒)相互の人間的な触れ合いを深める、基本的な生活習慣や公衆道徳などについての体験を積むことなどが定められている[1]。幼稚園や高等学校でも実施されることがある(ただし高等学校学習指導要領では「旅行・集団宿泊的行事」となっている[2])。
1968年(昭和43年)には文部省(当時)から「小学校、中学校、高等学校等の遠足・修学旅行について」という通達が出された[2]。
なお、社会科見学・理科の野外観察・生活科の校外探検活動も「遠足」と呼び習わすこともある。
起源

「遠足」の語は、遠方に行く・足を延ばすの意味で江戸末期には用いられていた[3]。
学校行事としての遠足の起源に関しては諸説あり様々な研究が行われている[4]。
1886年(明治19年)に東京師範学校が実施した「長途遠足」(兵式体操演習とともに学術研究を行った)は、「修学旅行の嚆矢」としても知られている[5]。明治20年4月14日付けで、東京府北豊島区峡田小学校が飛鳥山への遠足を東京府学務課に届けた記録があり、本郷区誠之尋常高等小学校の学校日誌には、高等科生を主として汽車を利用して鎌倉や江ノ島、南多摩郡百草村などへの遠出や上級学校、練兵場の見学などの記載が見られる[6]。
また、1900年(明治33年 )の文部省通達(第3次小学校令)で、兵式教練(歩兵操典第一部基本教練)の一環として、遠足、水泳、氷辷、舟漕を遊戯として取り入れるよう指示されていた[7]。
行き先
遠足の行き先は、経費が適切であること、学びに役立つ場所であること、昼食のとれる場所があることなどが考慮される[8]。
埼玉県や東京都からの年100グループ以上の遠足が訪れる巾着田を中心とする高麗郷(こまごう)では、所管する日高市が2017年4月8日、「遠足の聖地」を宣言した。大人の観光や移住者誘致への波及効果も期待している[9]。
おやつ
日本の遠足では各自がおやつを持参する習慣がみられた。ふつうは総額で300円など上限があり、店舗へ出向きこの範囲内でやりくりして購入するのも、社会勉強の一環とされた。
しかし、2010年代後半から食物アレルギー対策として、遠足でのおやつの持参や交換を禁止する小学校も多くなっている[10]。
フィールドトリップ
アメリカ合衆国の小学校では日帰りのフィールド・トリップを取り入れている学校もあり、ハワイの小学校ではサトイモ系の植物の畑(タロパッチ)やフィッシュポンド(養殖池)への訪問など体験型のものが多い[11]。
なお、フィールドトリップには企業が主催して参加するものなども広く含まれ、必ずしも学校行事に限定した概念ではない[12]。
脚注
出典
- ^ a b “効果的な集団宿泊学習のために”. 鹿児島県立南薩少年自然の家. 2023年4月11日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b “STEP09 修学旅行の教育的位置づけ”. 文部科学省. 2023年4月11日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 続膝栗毛(1810年)に、『今日遠足(ヱンソク)どもいたして』とある(小学館、日本国語大辞典第二版、2003年)
- ^ 加藤一佳「戦前における小学校遠足の形成過程及び事故防止対策に関する考察 : 教師の安全保護義務に関する考察6」『教育学部研究紀要』第1巻、明星大学教育学部、2011年3月、1-20頁、ISSN 2185-9051、 NAID 120005464431、 CRID 1050001201671348608。
- ^ 『東京高等師範学校沿革略志』東京高等師範学校,1911 p.37-38
- ^ 加藤一佳「戦前大正期における小学校の遠足事故に関する考察 : 教師の「果たすべき安全保護義務」に関する考察(5)」『明星大学教育学研究紀要』第25巻、明星大学教育学研究室、2010年3月、18-40頁、 ISSN 1346-664X、 NAID 120006771969、 CRID 1050001339266467712。
- ^ 松浪稔「明治期における小学校体操科の内容に関する研究 : 第3次小学校令(明治33年)を中心にして(教育史,後藤純郎先生古希記念号)」『教育學雑誌』第29巻、日本大学教育学会、1995年、109-124頁、doi:10.20554/nihondaigakukyouikugakkai.29.0_109、 ISSN 0288-4038、 NAID 110009901486。
- ^ “日高市遠足の聖地プロジェクト推進計画”. 埼玉県日高市. 2023年4月11日閲覧。
- ^ “「遠足の聖地」宣言”. 日高市ホームページ. 2018年8月2日閲覧。
- ^ “遠足におやつ「ダメ」小学校、アレルギー対策で”. 日本経済新聞. 2023年4月11日閲覧。
- ^ “学校行事事情”. j-wave. 2023年4月11日閲覧。
- ^ “米Apple、Appleフィールドトリップのプログラムの提供を終了”. iPhone Mania. 2023年4月11日閲覧。
関連項目
- 学校行事
- 移動教室
- 社会科見学
- 修学旅行
- 林間学校
- 臨海学校
- 団体乗車券
- 強歩大会:強行遠足と称して長距離を歩くことがある。
- en:Excursion
- en:Field trip
外部リンク
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