NBCA
分子式: | C8H11NO2 |
その他の名称: | エンブクリラート、Enbucrilate、2-Cyanoacrylic acid butyl ester、α-Cyanoacrylic acid butyl ester、NBCA、2-シアノアクリル酸n-ブチル、n-ブチル2-シアノアクリラート、2-Cyanoacrylic acid butyl、n-Butyl 2-cyanoacrylate、Histoacryl、ヒストアクリル、N-ブチルシアノアクリラート、n-BCA、2-Cyanoacrylic acid n-butyl、2-Cyanopropenoic acid butyl、N-Butyl cyanoacrylate、Butyl 2-cyanoacrylate |
体系名: | ブチル2-シアノアクリラート、2-シアノプロペン酸ブチル、2-シアノアクリル酸ブチル、α-シアノアクリル酸ブチル |
NBCA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 23:00 UTC 版)
「超選択的気管支動脈塞栓術」の記事における「NBCA」の解説
医療用瞬間接着剤の一種である。一般的には、ターゲットでない血管の誤塞栓やカテーテルの血管壁接着など合併症が多く、訴訟も多いことで知られる塞栓物質であるが、上記のソウル大学のWooらは報告では合併症は非常に少ない。 安価であること、瞬時に固まること、患者の血栓形成に依存しないため再開通が非常に少ないことなど利点も多い。我が国では、動脈内投与が保険で認められていないが、IVR学会が詳細なガイドラインを出版しており、各施設の倫理委員会で保険適応外使用の許可を得て使用されているのが現状である。外傷性の出血のコントロールにはもっとも良い適応であると思われる。また、BAEにおいてもマイクロカテーテルが到達しない末梢型気管支動脈瘤については、非常に良い適応であり、東海大学八王子病院のMine/Hasebeらがバルーンを併用したB-glueという技術を報告している。
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