ケニー・アトキンソンとは? わかりやすく解説

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ケニー・アトキンソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/08 02:03 UTC 版)

ケニー・アトキンソン
Kenny Atkinson
ブルックリン・ネッツHC時代のアトキンソン
(2018年)
クリーブランド・キャバリアーズ HC
ポジション PG
役職 ヘッドコーチ
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1967-06-02) 1967年6月2日(57歳)
出身地 ニューヨーク州ハンティントン
身長(現役時) 185cm (6 ft 1 in)
体重(現役時) 84kg (185 lb)
キャリア情報
出身 リッチモンド大学
選手経歴
1990-1991
1991
1991-1992
1993-1995
1995
1995-1996
1996-1997
1997-1998
1998-1999
1999-2000
2000-2001
2001
2001-2002
2002
2003
2003
2003-2004
ウィチタ・フォールズ・テキサンズ
ロングアイランド・サーフ
ウィチタ・フォールズ・テキサンズ
Real Canoe NC
ヴィノ・デ・トロ・サモラ
バロンセスト・サラマンカ
カルペ・アグアス・デ・バレンシア
パスタ・バロニア・ナポリ
SGブラウンシュヴァイク
モンペリエ・パイラード・バスケット
ASゴルベ・エピナル
FCミュルーズ・バスケット
エルミーヌ・ナント・バスケット
ALMエヴルー・バスケット
DJKヴュルツブルク
デーモン・アストロノーツ
エルミーヌ・ナント・バスケット
指導者経歴
2004-2006
2008-12
2012-2016
2015-2016
2016-2020
2020-2021
2021-2024
2023-
2024-
ラシン・クラブ・ド・フランス(AC)
ニューヨーク・ニックス(AC)
アトランタ・ホークス(AC)
ドミニカ共和国代表
ブルックリン・ネッツ
ロサンゼルス・クリッパーズ(AC)
ゴールデンステート・ウォリアーズ(AC)
フランス代表(AC)
クリーブランド・キャバリアーズ
受賞歴

ケネス・ニール・アトキンソンKenneth Neil Atkinson1967年6月2日 - )はアメリカ合衆国ニューヨーク州ハンティントン出身の元プロバスケットボール選手、指導者。

経歴

ニューヨーク州ハンティントンで生まれ、1986年から4年間リッチモンド大学でプレーし、1988年にリッチモンド・スパイダースはNCAAトーナメントでベスト16の成績を残している。1990年にイタリアのセリエAでプロデビューし[1]、フランス[2][3]、ドイツ[4][5]、スペイン[6]、オランダ[7][8]で、1990年から2004年までプレーした。1991年の夏にニューヨーク・ニックスを含む数チームでトライアウトを受けたがNBA入りすることはできなかった。

NBAコーチ

2006年8月6日にニューヨーク・ニックスのアシスタントコーチとなった[9]。4シーズン務めた後、ヒューストン・ロケッツの2012年にアトランタ・ホークスのコーチングスタッフに加わった。2016年4月17日、ホークスのシーズン終了後に、ブルックリン・ネッツのヘッドコーチに就任することが報じられた[10]

再建下の体制で1年目は20勝、2年目は28勝と我慢のシーズンが続くが、3年目、2018-2019シーズンは、前年、ロサンゼルス・レイカーズから移籍してきたディアンジェロ・ラッセルの成長もあり、42勝40敗で第6シードとしてプレーオフに進出を果たした。

しかし2019-2020年、トレードなどを経てカイリー・アービングケビン・デュラントらスター選手を複数起用するも、チーム内には摩擦が発生。チームは28勝34敗と波に乗り切れず、2020年3月7日、アトキンソンはヘッドコーチを辞任した。

その後、2020年11月16日、ロサンゼルス・クリッパーズに採用され、ヘッドコーチであるティロン・ルーの下でアシスタントコーチを務める。2021-2024シーズンはゴールデンステート・ウォリアーズでアシスタントコーチとしてヘッドコーチのスティーブ・カーを支え、2022年のウォリアーズ優勝に貢献した。

2024年6月28日、クリーブランド・キャバリアーズにヘッドコーチとして招かれる。2024-2025シーズン、キャバリアーズは開幕から15連勝を記録。これはNBA史上開幕連勝の2位タイの記録であり、アトキンソンはフランチャイズで初就任から15連勝を達成したNBA史上唯一のヘッドコーチとなる。このシーズンは首位を快走し、2025年1月、オールスターゲームの指揮官になることが発表された。

このシーズン、チームをイースタン・カンファレンス1位へと導いたアトキンソンは年間最優秀コーチ賞(Coach of the Year)を受賞。キャバリアーズは前任のJ・B・ビッカースタッフ体制で昨季48勝だったが、今季はアトキンソンのもとで64勝、これはレブロン・ジェームズ不在のシーズンとしては球団史上最多勝記録である。アトキンソンは過去11年で6人目となる「新チームでの初年度に同賞を受賞した」コーチとなった。

代表チームのコーチングキャリア

2023年12月14日、フランス代表のアシスタントコーチに就任すると発表された[11]

ヘッドコーチ成績

NBAヘッドコーチ実績表略号説明
レギュラーシーズン G 試合数 W 勝利数 L 敗戦数 W–L % レギュラーシーズン勝率
ポストシーズン PG 試合数 PW 勝利数 PL 敗戦数 PW–L % プレイオフ勝率
チーム シーズン G W L W–L% シーズン結果 PG PW PL PW–L% 最終結果
BKN 2016–17 82 20 62 .244 アトランティック最下位 プレーオフ進出ならず
2017–18 82 28 54 .341 アトランティック最下位 プレーオフ進出ならず
2018–19 82 42 40 .512 アトランティック4位 5 1 4 .200 1回戦敗退
2019–20 62 28 34 .452 アトランティック4位 プレーオフ進出ならず
通算 308 118 190 .383   5 1 4 .200  

脚注

外部リンク




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