MD‐6
MD6
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/06 04:53 UTC 版)
「三菱重工業MD形台車」の記事における「MD6」の解説
MD1系統の設計を低床の路面電車用に応用したもの。1950年設計。 軸箱支持機構はMD1以来の軸梁式+トーションバーによる横弾性支持で、揺れ枕部についてはTTリンクを活用することにより、高さ制限の厳しい低床路面電車用台車の枠内で、最大限の揺動特性を与える設計とした。 本形式は、他社製台車と比較してとかく不評を買いがちであったMD形台車としては唯一、初回ロットの15両分に留まらず以後1951年、1954年、と2年度5両分ずつ合計10両分の追加受注に成功しており、ユーザーである京都市交通局から一定の評価を得ていたことが見て取れる。
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