麻痺性貝毒原因藍藻とは? わかりやすく解説

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麻痺性貝毒原因藍藻 [Paralytic shellfish poisoning blue-green algae]

 麻痺性貝毒はアファニゾメノンの1種(Aphanizomenon fros-aquae)、アナベナ1種(Anabaena circinalis)、リングバの1種(Lyngbva wollei)の3種藍藻(藍色細菌)が産生することが知られている。これらはいずれトリコームよばれる群体をつくり、淡水性湖沼貯水池大量発生することがある中毒被害アメリカオーストラリアなどでおこっており、飲んだ家畜野生動物斃死(へいし)が報告されている。貝類毒化した事例はないが、アファニゾメノンを用いた飼育実験によって二枚貝毒化することが認められている。今のところわが国では貝毒をもっている有毒藍藻存在することは報告されておらず被害もおきていない上記3種毒成分誘導体相互に特徴的であり、有毒渦鞭毛藻みられない誘導体をもつ藍藻もある。




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