鹿本鉄道B形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/06 08:44 UTC 版)
「鳳来寺鉄道1号形蒸気機関車」の記事における「鹿本鉄道B形」の解説
鹿本鉄道(後の山鹿温泉鉄道)B形は、1923年4月製の製造番号 10495, 10494で、3, 4と付番された。動輪径は1,000mmであるが、軸距が1,525mm+1,525mmと等間隔であり、後部のオーバーハングやバッファの根元部分が短いため、全長は7,818mmである。ウェルタンクは、鳳来寺鉄道のものと同タイプである。また、煙室前のランボードが乙字型に屈曲して下がっているのが特徴である。整備重量は29tに増加している。また、この機関車はシリンダが水平に取り付けられており、1/20の勾配がつけられている他車と異なる。 3は、ディーゼル機関車への改造が計画されたが実現せず、1956年(昭和31年)時点でボイラーと台枠、サイドタンクがバラバラに分解されていたという。4は、1957年(昭和32年)まで貨物列車の牽引に使用された。その後は休車となり、1960年(昭和35年)の運転休止を経て1965年(昭和40年)の廃線まで在籍した。
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