鹿殺しとは? わかりやすく解説

劇団鹿殺し

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/06 04:13 UTC 版)

劇団鹿殺し(げきだん しかごろし)は、日本劇団

2000年関西学院大学の演劇グループに在籍していた・菜月チョビと代表・丸尾丸一郎が、つかこうへい作品を上演したいが為に旗揚げ。当初の活動拠点は兵庫県西宮市2005年4月に劇団員全員で上京、拠点を東京に移す。

劇団名の由来は詩人・村野四郎の「鹿」という作品。

概要

上京後は東京都東久留米市の一軒家にてメンバー7人で共同生活をしながら、活動。

2007年、上京時のメンバー3名が引退し、オーディションなどを経て現在の形に至る。

2015年1月に、代表、菜月チョビが文化庁新進芸術家海外派遣制度により1年間のカナダ留学をした。

特徴

エンターテイメント志向の強い舞台を上演している。

鹿殺し舞台の特徴の一つとして、劇団員で劇中の殆どのオリジナル曲を作成し振り付けも劇団員で行う。

尚、古田新太劇団☆新感線)や坂井真紀水野美紀らが彼らに対する支持を表明している。[1]

所属団員[2][3]

  • 菜月チョビ(なつき ちょび)- 演出家/俳優
  • 丸尾丸一郎(まるお まるいちろう)- 作家/演出家/俳優
  • 橘輝(たちばな てかり)- 俳優
  • 浅野康之(あさの やすゆき)- 俳優/振付家/演出家
  • メガマスミ- 俳優
  • 内藤ぶり(ないとう ぶり)- 俳優
  • 藤綾近(ふじ あやちか)- 俳優
  • 前川ゆう(まえかわ ゆう)- 俳優
  • 川平花(かびら はな) - 俳優
  • 松本むち(まつもと むち) - 俳優
  • 高橋戦車(たかはしせんしゃ)- 俳優/制作

過去に所属していた団員

  • 2023年4月
    • 鷺沼恵美子(さぎぬま えみこ)-休団中-
    • 長瀬絹也(ながせ きぬや)
    • 有田あん (ありた あん)
  • 2020年8月[4]
    • 峰ゆとり
    • 近藤茶
    • 金子大樹
  • 2020年3月[5]
  • 2018年3月
    • 木村さそり
  • 2015年9月[6]
  • 2015年2月
    • 山口加菜

公演

  • 2000年 - つかこうへい原作を上演
  • 2001年
    • 第四回公演「愛卍情」(10-11月、大阪/兵庫)
    • 第五回公演「ララバイ」(12月、兵庫)
  • 2002年
    • 第六回公演「さよなら」(2-3月、大阪)
    • 第七回公演「赤い落日」(5月、兵庫)
    • 番外公演「彼女の起源」(12月、兵庫/大阪)
  • 2003年
    • 第八回公演「さよなら~君が代ラウドネス~」(3月、兵庫/大阪)
    • 第九回公演
      • 「image」(7月、大阪)
      • 「image/KILL THE KING」(10月、大阪)
  • 2004年
    • 第十回公演「チキン」(3月、大阪)
    • 第十一回公演「愛卍情」(7-8月、大阪)
    • 第十二回公演「百千万」(11月、大阪)
  • 2005年
    • 第十二回公演「百千万」(6月、東京)
    • 第十三回公演「エデンの穴」(10月、東京)
  • 2006年
    • 全国ライブハウスツアー「その激しさゆえのツアー2006」(2月、関西を中心に全国10ヶ所のライブハウスで上演)
    • 第十四回公演「SALOMEEEEEEE!!!」(4-5月、東京)
    • 劇団鹿殺しオルタナティブスVol.1「山犬」(9月、東京)
  • 2007年
    • 第十五回公演「僕を愛ちて。」(1-2月、東京/大阪/兵庫)
    • 劇団鹿殺しオルタナティブスVol.2「魔人現る」(8月、東京)
    • 第十六回公演「殺ROCK ME! ~サロメ~」(9月、東京)
  • 2008年
    • 第十七回公演「百千万(ももちま)・2008改訂版」(1月、東京)
    • 劇団鹿殺しオルタナティブスVol.3「轟きのうた」(7月、東京)
    • 第十八回公演「電車は血で走る」(10-11月、東京)
  • 2009年
    • 第十九回公演「ベルゼブブ兄弟」(2-3月、東京/兵庫/大阪/福岡)
    • 第二十回公演・回帰「赤とうがらし帝国」(8-9月、東京/大阪)
  • 2010年
    • 10周年記念公演・第一弾「スーパースター」(第55回岸田國士戯曲賞候補作)(1-2月、東京/兵庫)
    • 十周年記念ロングラン公演「電車は血で走る(再演)」(6-7月、東京)
  • 2011年
    • 本多劇場進出公演「僕を愛ちて。~燃える湿原と音楽~」(1月、東京)
    • 夏の女優祭り「岸家の夏」(7-8月、東京/大阪)
  • 2012年
    • 紀伊國屋ホール進出公演「青春漂流記」(1-2月、東京/大阪)
    • ロックオペラ「田舎の侍」(9-10月、大阪/東京)
  • 2013年
    • 音楽劇「BONE SONGS」(2-3月、東京/大阪/福岡)
    • 充電前公演「無休電車」(9-10月、東京/兵庫)
  • 2014年
    • OFFICE SHIKA × Cocco 「ジルゼの事情」(1月、東京/大阪)
    • 楽団鹿殺し「喇叭道中音栗毛」(3-4月、東京/兵庫)
    • OFFICE SHIKA PRODUCE「山犬」(8月、東京/兵庫)
    • OFFICE SHIKA × Cocco 「ジルゼの事情」再演(9月、東京/兵庫)
  • 2015年
    • 復活公演「ランドスライドワールド」(1-2月、東京/大阪)
    • 秘密基地公演「横浜アンダーグラウンド」(3月、神奈川)
    • ロックオペラ「彼女の起源」(6月、東京/兵庫)
    • OFFICE SHIKA PRODUCE「竹林の人々」(7-8月、東京/大阪)
    • 劇団めばち娘旗揚げ公演 「ツチノコの嫁入り」(11月、東京)
  • 2016年
    • 活動15周年記念公演「キルミーアゲイン」(1月、東京/大阪)
    • 15周年記念・怒パンク時代劇「名なしの侍」(7月、東京/大阪)
    • 15周年記念 第三弾 伝説リバイバル「image-KILL THE KING-」(11-12月、東京/大阪)
  • 2017年
    • OFFICE SHIKA PRODUCE「親愛ならざる人へ」(3月、東京/大阪)
    • 2017本公演 電車二部作「電車は血で走る」「無休電車」(6月、東京/大阪)
    • OFFICE SHIKA PRODUCE VOL.M「不届者」[7](9-10月、東京/大阪)
    • OFFICE SHIKA REBORN「パレード旅団」[8](12月、東京/大阪)
  • 2018年
    • OFFICE SHIKA PRODUCE「おたまじゃくし」(2月、東京/大阪)
    • ストロングスタイル歌劇「俺の骨をあげる」[9](8月、大阪/東京)
    • OFFICE SHIKA PRODUCE「さよなら鹿ハウス 」(11月、東京/大阪)
  • 2019年
    • 舞台「山犬」(2-3月、東京/大阪)
    • 新作本公演「傷だらけのカバディ」[10](11-12月、東京/大阪)
  • 2020年
    • OFFICE SHIKA PRODUCE「罪男と罰男」[11](3月、東京[注 1]/大阪)
    • ザ・ショルダーパッズ「銀河鉄道の夜」「少年探偵団」[12](11月、東京)
  • 2021年
    • OFFICE SHIKA PRODUCE「秘剣つばめ返し」[13](1月、東京/大阪)
    • 活動20周年記念公演「キルミーアゲイン」[14](9-10月、東京/大阪)
  • 2022年
    • OFFICE SHIKA MUSICAL 雑踏音楽劇「ネオンキッズ」(3月、東京/兵庫)
    • 劇団鹿殺し活動20周年記念公演 vol.2「ランボルギーニに乗って」(7月、東京/大阪)
    • OFFICE SHIKA MUSICAL「私は怪獣-ネオンキッズ Live beat-」(12月、東京)
  • 2023年
    • OFFICE SHIKA PRODUCE「ダリとガラ」(3月、東京/大阪)
    • 劇団鹿殺し2023本公演 ザ・ショルダーパッズ「この身ひとつで」[15]((7月、東京)
      • 鹿版 銀河鉄道の夜'23
      • 鹿版 The Wizard of OZ
    • OFFICE SHIKA PRODUCE Operetta「YAMA-INU」(11月、東京)
  • 2024年
    • OFFICE SHIKA PRODUCE Operetta「Ms.YAMA-INU」(1月、東京)
    • OFFICE SHIKA×新宿シアタートップス「9階団地のスーパースター」[16](2-3月、東京/兵庫)
    • OFFICE SHIKA×海外児童文学シリーズ vol.1 音楽劇「姉さんは、暖炉の上の、壺の中─My Sister Lives on the Mantelpiece」[17] (11月-12月、東京)
  • 2025年
    • OFFICE SHIKA CHILDHOOD「クマのプーとアクマのゾゾ」[18](4月、東京)

脚注

出典

  1. ^ 公演「電車は血で走る」解説サイトより
  2. ^ 劇団鹿殺し公式サイトメンバーページ”. 2020年8月15日閲覧。
  3. ^ 劇団鹿殺しSHIKA564■Official Web Site”. shika564.com. 2021年7月13日閲覧。
  4. ^ 劇団員卒業のお知らせ”. 2020年8月25日閲覧。
  5. ^ 【3.31】劇団員 卒業のお知らせ”. 2020年5月8日閲覧。
  6. ^ 【9.13】劇団員 卒業のお知らせ”. 2020年5月8日閲覧。
  7. ^ “丸尾丸一郎×松岡充「不届者」に池田純矢、キャストビジュアル公開”. ステージナタリー. (2017年6月19日). https://natalie.mu/stage/news/237326 
  8. ^ “OFFICE SHIKA REBORN始動、鴻上尚史「パレード旅団」に蕨野友也・松浦司”. ステージナタリー. (2017年9月27日). https://natalie.mu/stage/news/250419 
  9. ^ “相葉裕樹&伊万里有が鹿殺しに初出演、ストロングスタイル歌劇「俺の骨をあげる」”. ステージナタリー. (2018年3月23日). https://natalie.mu/stage/news/274815 
  10. ^ “劇団鹿殺し約3年ぶりの新作公演「傷だらけのカバディ」に小澤亮太、伊藤今人”. ステージナタリー. (2019年6月15日). https://natalie.mu/stage/news/335775 
  11. ^ “松島庄汰&渡部秀W主演、罪を犯す男と罰を引き受ける男描く「罪男と罰男」”. ステージナタリー. (2019年11月18日). https://natalie.mu/stage/news/355893 
  12. ^ “肩パッドを侮ることなかれ!劇団鹿殺しが“火事場のクソ力”で文学作品を舞台化”. ステージナタリー. (2020年9月16日). https://natalie.mu/stage/news/396659 
  13. ^ “丸尾丸一郎が巌流島の戦いを“風の噂”で描く、松島庄汰&佐伯大地W主演「秘剣つばめ返し」”. ステージナタリー. (2020年12月19日). https://natalie.mu/stage/news/409565 
  14. ^ “祝20周年!劇団鹿殺し「キルミーアゲイン」ゲストに真田佑馬・梅津瑞樹ら”. ステージナタリー. (2021年7月9日). https://natalie.mu/stage/news/436208 
  15. ^ “劇団鹿殺しの“ザ・ショルダーパッズ”が本多劇場に登場!2作品同時上演”. ステージナタリー. (2023年5月19日). https://natalie.mu/stage/news/525247 
  16. ^ “丸尾丸一郎が代表作をセルフリメイク「9階団地のスーパースター」出演に山崎晶吾ら”. ステージナタリー. (2024年1月11日). https://natalie.mu/stage/news/556661 
  17. ^ “Lil かんさい大西風雅が舞台初主演、OFFICE SHIKAの新シリーズ第1弾「姉さんは、暖炉の上の、壺の中」”. ステージナタリー. (2024年9月28日). https://natalie.mu/stage/news/592947 
  18. ^ “丸尾丸一郎の新作「クマのプーとアクマのゾゾ」に長田光平ら、クマのプー役は赤井英和”. ステージナタリー. (2024年11月22日). https://natalie.mu/stage/news/600519 

注釈

  1. ^ 東京公演は、新型コロナウイルス感染症対策により劇場利用が不可となったため中止となった。


外部リンク


鹿殺し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 09:03 UTC 版)

田口隆祐」の記事における「鹿殺し」の解説

田口メキシコ無期限遠征後から名前は知られていたが、しばらく未公開のままに終わっていた技。形はリバース・ゴリー・スペシャル・ボム同型2006年スーパージュニアサングレ・アステカ相手初公開される。技名劇団鹿殺し由来

※この「鹿殺し」の解説は、「田口隆祐」の解説の一部です。
「鹿殺し」を含む「田口隆祐」の記事については、「田口隆祐」の概要を参照ください。

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