ウェルタンクとは? わかりやすく解説

ウェルタンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/08 03:30 UTC 版)

ウェルタンクWell Tank)は、蒸気機関車で用いられる水タンクの設置方式の一種である。


  1. ^ 車両の底から水を汲み上げるようなイメージが、英語名である「Well Tank(井戸タンク)」の語源となったと見られる。
  2. ^ 懐かしき坊っちゃん列車」『坊っちゃん列車と伊予鉄道の歩み』伊予鉄道、1977年11月30日、45-74頁。
  3. ^ 復元後の坊っちゃん列車”. 伊予鉄道. 2023年8月8日閲覧。
  4. ^ 伊予鉄道では多くの機関車に「給水筒」が取り付けられていた[2]。現代の坊っちゃん列車(14号機関車)にも再現されている[3]
  5. ^ 写真室: 車両”. 西大寺鐵道. 両備ホールディングス. 2023年8月8日閲覧。
  6. ^ サイドタンクとウェルタンクを導水管で連結し、給水はサイドタンクの上部から行い、ボイラーへの注水は通常のウェルタンクと同様に行う。
  7. ^ パリ万博に出品され、金メダルを受賞した。現在はニュルンベルクDB博物館に保存されている。
  8. ^ もっとも、内部スティーブンソン式弁装置を愛用したイギリスのメーカーでの採用実績は少ない。
  9. ^ 日本車輌製造雨宮製作所深川造船所、楠木製作所など、自重が3トンから15トン程度の小型蒸気機関車を製造した多くのメーカーがこの方式を採用した。
  10. ^ イギリス流の仕様を発注者がそのまま提示したと見られる甲武鉄道K4形(後の鉄道院1550形)などの一部例外を除く。
  11. ^ 特殊なギアボックスを動輪間に備えたことにより、台枠内にスペースが確保できなかった鉄道連隊E形などの一部例外を除く。
  12. ^ 大正時代の地方私鉄から鉄道院→鉄道省への車両設計認可申請文書が初出と見られるが、正確な初出は不明。
  13. ^ なお、昭和12年発行の『和英対照機械用語解説集』には「下部水槽(Bottom tank ボトム・タンク)」として掲載されている。


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ウェルタンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 17:59 UTC 版)

タンク機関車」の記事における「ウェルタンク」の解説

台枠補強の上、その一部仕切って箱状にし、水タンク流用したタイプ

※この「ウェルタンク」の解説は、「タンク機関車」の解説の一部です。
「ウェルタンク」を含む「タンク機関車」の記事については、「タンク機関車」の概要を参照ください。

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