国東鉄道C形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/06 08:44 UTC 版)
「鳳来寺鉄道1号形蒸気機関車」の記事における「国東鉄道C形」の解説
国東鉄道のC形は、1924年(大正13年)2月・1月製の製造番号 10721, 10722で、4, 5と付番された。この機関車は、全体的に長さを詰めた変形車で、動輪径は900mm、軸距は1,300mm+1,300mmと等間隔で、主動輪も第3動輪である。全長は7,388mmとなっている。また、炭庫はサイドタンクの後半部分とされ、ウェルタンクは第1・第2動輪の上部とシリンダ中心線から第1動輪前までの台枠内に設けられている。シリンダも、他車が煙突中心線よりかなり前方に置かれているのに対し、煙突中心線近くに設置されている。 1945年に国東鉄道は大分交通に合併し、同社の国東線となったが、両車はそのままの番号で使用された。1954年(昭和29年)5月に4が廃車となり、5は1955年3月に宇佐参宮線に転属して25となったが、ほとんど使用されることなく同年11月に廃車された。
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