鹿屋市中心部の現状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 06:45 UTC 版)
「リナシティかのや」の記事における「鹿屋市中心部の現状」の解説
再開発地域の鹿屋市北田町・大手町付近はかつて、百貨店の桜デパートや鹿屋市役所が立地する鹿屋市の中心部であった。しかし、シラス台地に位置する寿地区・西原地区に人口が集中し、スーパーマーケットなどといったロードサイド店舗も当地区に出店するようになり、次第にその地位は低下していく。 更には1991年に鹿屋市役所が、本町から南に1kmほど離れた現在地の共栄町に移転。同年鹿屋市初のショッピングセンター「プラッセだいわ鹿屋店」も中心部からやや離れた白崎町にオープン。1992年には国道220号鹿屋バイパスが全線開通することでロードサイド店舗がバイパス沿いにも出店するようになった。 また、鹿屋市には公共交通機関がバスのみであることから、鹿屋市の一世帯当たり車保有台数は鹿児島県・全国平均を上回っており、モータリゼーションが進行しているといえる。 これらの要因が重なり1994年には鹿屋市中心部の中心施設であった桜デパートが閉店。その後も商店街の空洞化・シャッター通り化が進行し、2004年には地区に唯一あったスーパー『まるはセンター』も閉店した。
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