鳴鹿堰堤建設事業による取水口の設置
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「芝原上水」の記事における「鳴鹿堰堤建設事業による取水口の設置」の解説
1946年(昭和21年)国営農業水利事業制度が発足、1947年(昭和22年)国営九頭竜川地区農業水利事業に採択され、九頭竜川に鉄筋コンクリートの堰を建設する鳴鹿堰堤工事がはじまった。この事業では、九頭竜川で6か所に分かれていた取水口の統合も計画された。1955年(昭和30年)3月に、坂井郡丸岡町東二ツ屋地先の九頭竜川に鳴鹿堰堤が完成した。堰堤は長さ273メートル、うち108メートルは固定堰、それ以外は可動堰。鳴鹿堰堤とあわせて、九頭竜川左右両岸には、幹線用用水路と用水取付水路が完成した。これにより、鳴鹿堰堤の右岸からは十郷用水、左岸からは芝原用水が取水されることとなった。
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