魚類のオクロコニス症菌 [Ochroconis tshawytschae,O.humicola]
症状はヤマメの場合、体表に潰瘍ができて腹部が脹くれる。また、腎臓が腫れてそこに発育した菌糸がみられる。また、海産魚では背鰭(せびれ)や体側に潰瘍ができ、筋肉や腎臓に菌糸が発育する。この病気の有効な治療法はないので、早めに病魚を除いて蔓延を防ぐことである。原因菌は不完全菌類に分類される黒色真菌である。標記の2種の病原菌ともに卵形または円筒形の分生子をつくる。
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