魔導物語I 炎の卒園児
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『魔導物語I 炎の卒園児』(まどうものがたりワン ほのおのそつえんじ)は、1996年12月13日にPCエンジン用にアーケードカード専用CD-ROMとしてNECアベニューから開発・販売された、『1-2-3』のエピソード1を移植した作品。通称『PCE魔導』。 ハード末期に発売された上に、コンパイルは一切開発に携わっていないので直販の通信販売でも扱われることがなく、メガドライブ版以上に稀少。現在でも高値で取引されている。本作の開発はゲームギア版『II』のころから始まっており、当初はエピソード2と3も続編として移植する予定であった。 一部のイベントでセリフに声が付くほか、本作オリジナルの魔物やアイテムが数多く登場し、それらの多くは徳間書店インターメディアのゲーム雑誌『PC Engine FAN』の企画にて読者応募されたものである。 声優陣は同社が過去に発売した『ぷよぷよCD』『ぷよぷよCD通』の担当声優が主となっており、主人公アルル・ナジャの声は三石琴乃が担当した。 本作品は他の『魔導物語I』と違い、強さのみでなく優しさが一定以上でないと先に進めないギミックがある(優しさは赤い魔導球の輝きで表示され、魔物との会話により変動する)。
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