高成田亨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 16:50 UTC 版)
高成田 享(たかなりた とおる、1948年2月19日 - )は、日本のジャーナリスト・コラムニスト。元朝日新聞論説委員・ニュースキャスター・仙台大学教授[1][2]。
来歴・人物
岡山県岡山市出身。1971年に東京大学経済学部卒業と同時に朝日新聞に入社。山形、静岡支局を経て経済部記者。アメリカワシントン総局員、経済部次長、論説委員等を経験。1996年4月より「ニュースステーション」コメンテーターに就任。1998年にはアメリカワシントン総局に戻り総局長を4年務め、帰国後、論説委員に戻り米州や国際経済を担当。定年を機にシニア記者として2008年1月から2011年2月まで石巻支局長を務める。
東日本大震災のあと、同年4月より仙台大学教授を務める傍ら2012年2月まで、政府の東日本大震災復興構想会議の委員。また、震災で親をなくした児童・生徒を支援する「東日本大震災こども未来基金」を2011年4月に立ち上げ、同年8月に宮城県から特定非営利活動法人(NPO法人)の認証を受け、理事長に就任。2014年、石巻と東北地方の学生とその家族の支援を目的として設立された「テイラー・アンダーソン記念基金」の専務理事に就任[2]。
ネットメディア「情報屋台」では、月2回「ニュースDrag」という時事コラムを執筆しており、「JBpress」では水産業や食文化などで持論を展開し、「イーウーマン」の円卓会議の議長陣にも加わる。YouTube番組であるデモクラシータイムスの「ウィークエンドニュース」にも出演している。
著書
- 『さかな記者が見た大震災 石巻讃歌』講談社
- 『こちら石巻 さかな記者奮闘記』時事通信出版局
- 『話のさかな』荒蝦夷
- 『榎本武揚・近代日本の万能人』榎本隆充共著、藤原書店
- 『ディズニーランドの経済学』粟田房穂共著、朝日文庫
脚注
- ^ “高成田享 情報屋台”. 2018年8月27日閲覧。
- ^ a b “プロフィール コラムニスト 高成田享の部屋”. 2018年8月27日閲覧。
外部リンク
- コラムニスト 高成田享の部屋
- 高成田 享の「ニュース Drag」 - ウェイバックマシン(2003年4月7日アーカイブ分)
- 高成田亨のページへのリンク