高の原高山線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 03:46 UTC 版)
82:高の原駅 - 兜台一丁目西 - 兜台四丁目 - 南陽高校 - 柘榴(ざくろ) - 樋の平(ひのひら) - 学研奈良登美ヶ丘駅 - 樋の平 - 国道鹿畑(しかのはた) - 高山サイエンスタウン 高の原高山線は高の原駅から関西文化学術研究都市平城・相楽地区を北に抜け、国道163号を通って関西文化学術研究都市高山地区に至るバス路線である。途中、学研奈良登美ヶ丘駅に立ち寄る。 1930年、奈良電気鉄道が山田川駅を起点に現在の国道163号を通り京都府・奈良県府県境に近い柘榴(ざくろ)へ至るバス路線を開設した。高の原高山線はこのバス路線が基になっている。このバス路線は1952年には鹿畑まで延伸、1963年には高山を越え、大阪府境に近い国道163号・現国道168号交点の山口川まで延伸されている。担当していた奈良電鉄上狛営業所は同年から近鉄観光バスへ移管、後に近畿日本鉄道自動車局へ再移管され、1973年の上狛営業所廃止時に奈良交通奈良営業所へ移管。 その後、国道鹿畑までに短縮されたが、関西文化学術研究都市高山地区まちびらきとともに高山サイエンスタウンに延伸された。この頃、木津駅まで運転する便があった。関西本線・JR奈良線・近鉄京都線から高山地区への通勤・通学輸送を担うようになる。 2004年、起点が山田川駅から高の原駅に変更になり、山田川駅 - 乾谷間が廃止になった。2006年の近鉄けいはんな線開通に合わせて学研奈良登美ヶ丘駅に立ち寄るようになる。 地域間幹線系統として、国・奈良県の補助を受ける。
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