駅ビルの改築
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 22:50 UTC 版)
年間800万人以上の来客と100億円を超える売り上げのある新静岡センターであったが、開業から40年以上が経ち、ビル自体も老朽化しており、バリアフリー化が遅れている事や、敷地面積の3分の1程度しか建物として高度利用されておらず、専門チームを編成し、大掛かりな改築プロジェクトを進めた。設置者の静岡鉄道は、2009年1月31日の営業をもって新静岡センターを一時営業休止とする方向で、入居テナントに退店又は契約継続の協議を進めている事を発表した。 新しいターミナルビルは旧ビルとバスターミナルを解体した上で建設された。地上11階・地下1階建て、店舗面積約32000平方メートル(改築前のビルは約13000平方メートル)、延床面積約93000平方メートル。地下1階は食料品フロア、地上1階はバスターミナル、鉄道駅、コンコース、衣料品店、地上2 - 5階は衣料品や雑貨店などの商業施設、6 - 8階は駐車場、9階以上は複合映画館などとなる。東急ハンズ、しずてつストア、静活系シネマコンプレックス「シネシティ・ザート」を核テナントとした。また隣接地に「静鉄鷹匠ビル」も建てられ静岡鉄道の本社事務所となり「新静岡セノバ」と道路を跨いだ連絡通路も設置された。
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