香りプロジェクタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:53 UTC 版)
「空気砲 (科学教材)」の記事における「香りプロジェクタ」の解説
名城大学の柳田らは、香料をつかって香りを充填した空気を空気砲にため、渦輪にのせて被験者に届けることで、香りを空間と時間で制御する方法を提案している。柳田らはこれを「香りプロジェクタ方式」と呼び、ユーザに特別な装置を装着することなく局所的な空間に比較的短い時間で香りを切り替えることができると主張している。 主に自動車向けとしてデンソーは、電動ポンプや電磁バルブなどによって空気砲から芳香成分や加湿した空気を乗員に向けて発射する「車両用空気質成分供給装置」を特許出願している。またSUBARUは、運転手の精神状態を検知して、それに応じた各種の香りを噴出する車載用空気砲や、乗員毎に異なる芳香成分を発射できる車載用小型空気砲を検討し、特許出願を行っている。
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