館内の構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 10:22 UTC 版)
図書館は3階建てで、一般開架と児童開架を1階に集約している。できる限りシンプルに、というコンセプトで設計されているため、凝った意匠等はない。 1階は一般開架・児童開架を中心に、事務室、おはなしのへや、ブラウジングコーナーなどを配置する。一般開架は5段の書棚を基本とし、壁面の書棚は9段に、空調の吹き出し口の直下は表紙を見せる書棚とした。児童書架は3段と4段のもので構成し、奥におはなしのへやを設けている。 2階は展示ギャラリーを中心に、閲覧学習室、視聴覚室、会議室などを置いている。「展示ギャラリー」では久居地域ゆかりの人物に関する資料を常設展示している。エッチングの父と称される西田半峰、医師でありながら日本各地を旅して『東遊記』・『西遊記』を記した橘南谿、佐藤春夫に師事し『春の絵巻』などを著した中谷孝雄らにまつわる資料や中谷の文学仲間に関する資料がある。 3階は閉架書庫と機械室がある。敷地面積ぎりぎりに図書館を建てたこと、地下に書庫を設けると費用がかかることからやむを得ず書庫が3階になったという。
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