飾る期間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 18:05 UTC 版)
鏡餅を飾り始めるのは、早くても問題とはされないが12月28日が最適とされる事が多い。「八」が末広がりで日本では良い数字とされているからである。大安(12月31日を除く)を選んで供える地域もある。12月29日は、日本では「九」が「苦しむ」につながるので避けるべきとされる(逆に29を「福」と読み替えて、この日に餅を搗く地域も有る)。 12月30日はキリの良い数字なので悪くないと考えられている(但し旧暦で12月は30日までしかない為、旧暦通りならば「一夜餅」の扱いとなるので忌避される場合もある)。 12月31日に飾るのは、「誠意に欠ける」「葬儀の飾り方を連想する」などの理由により、「一夜飾り」「一夜餅」として忌避される。但し浄土真宗はこの限りでない。 神様への供え物なので、松の内に下げたり食べたりせず飾っておく。 松の内が終わりお供えが終了した後は、飾ったままにせず下げる。一方、秋田県の一部地域では夏まで保存し「ハレ食」として、或いは6月1日に長寿を祈願し「凍み餅(歯固め餅)」と言う風習があった。
※この「飾る期間」の解説は、「鏡餅」の解説の一部です。
「飾る期間」を含む「鏡餅」の記事については、「鏡餅」の概要を参照ください。
- 飾る期間のページへのリンク