食殺事件篇 (7-11巻)
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「BEASTARS」の記事における「食殺事件篇 (7-11巻)」の解説
極秘に開催されていた種族長らによる評議会では、チェリートン学園から長年「青獣ビースター」が輩出されていないことが問題視されていた。学園長の主張も虚しく、早期解決を求める層からの提案によって「テム殺しの犯人を見つけたものをビースターにする」ということが決定される。一方そんな事情を知る由もないレゴシは、学園の警備員ロクメからの依頼をきっかけに食殺犯捜しを始める。レゴシは調査の最中に食殺犯と思しき肉食獣に襲撃され、相手の圧倒的な強さを実感したためにゴウヒンに弟子入りを志願。食肉に頼らない強さを求める。食殺犯は演劇部部員のヒグマ・リズであった。肉食獣による食殺を許せないレゴシと、食殺を崇高な想い出だとしていたリズ。2匹は何度も衝突した後、大晦日に決着をつける約束をする。レゴシから2匹の戦いの立ち会いを頼まれたルイは悩んだ末に組抜けを決意し、イブキの命と引き換えに表世界への復帰を許される。そして劣勢にあったレゴシの元へと駆けつけ、リズに勝つためだと自らの右足を差し出す。レゴシは食肉の禁忌を犯し、その代償として得た力でリズに勝利する。
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