類別・艦級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/23 23:59 UTC 版)
日本海軍では1931年(昭和6年)に軍艦の類別として練習巡洋艦が制定された。これはロンドン軍縮条約による球磨型の転用を予定していたためであるが、実現に至らなかった。そのため練習巡洋艦に登録されたのは、1940年(昭和15年)の香取・鹿島・香椎の3隻が最初になる。また1年後には太平洋戦争開戦となったために、練習巡洋艦は結局この3隻のみになった。なお3隻の類別は練習巡洋艦になってはいるが、速力は18ノットしかなく、事実上は練習艦と言うべき艦になる。 また艦艇類別等級表の「艦(艇)型」(艦級に相当)の該当欄は空白であり、公文書では香取型は存在しない。通常は橿原を含めた4隻が香取型と呼ばれている。
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