領土内の分割
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/20 06:31 UTC 版)
広大な北西部領土の時の一部であったウェイン郡は幾つかの段階を経て分割され現在の広さになっていった。1817年にはモンロー郡が創られ、1818年にはミシリマキナック郡(後のマキナック郡)とマコーム郡が、1820年にはセントクレア郡とセントジョセフ郡が、1822年にはウォシュトノー郡が創られた。1826年にはマキナック郡からチッペワ郡が分かれ、またマキナック郡からは他にも4つの郡が分離され、一部はミネソタ州に委譲された。ウェイン郡の中に位置したデトロイトは1802年に最初の郡区になった。 他に領土時代に創出された郡として1818年のショワノ郡があり、後にクロウフォード郡と呼ばれたが、今日のミネソタ州の多くを範囲に含めていた。 1819年に創られたオークランド郡は、後にジェネシー郡、ラピア郡、サニラック郡、シアワシー郡およびサギノー郡に分割された。サギノー郡はさらに分割され、8つの郡となった。その内イザベラ郡、アリナック郡およびミッドランド郡は準州時代に創られた。 元インディアンの土地であった所に1822年、レナウィー郡が創られ、1829年にはヒルズデール郡が分離された。レナウィー郡の他の部分はカス郡とベリエン郡になった。ブランチ郡は1829年にミシガン準州から創られた。 セントジョセフ郡から1829年に分離したカラマズー郡は西ミシガンの大半を領していたが、分割されさらに再分割されて多くの郡になった。アレガン郡、ベアリー郡、カルフーン郡、イートン郡、イオニア郡、モンカーム郡、ケント郡、オタワ郡およびクリントン郡である。これらの幾つかは準州時代の創出であり、残りはその後である。 ジャクソン郡とインガム郡はウォシュトノー郡から1829年に創出された。サギノー郡からできたイザベラ郡とミッドランド郡は1831年の創出であった。グラチオ郡は1831年にサギノー郡とクリントン郡の一部を併せて創出された。 1829年に創られた12郡のうち、7郡はアンドリュー・ジャクソン内閣の閣僚の名前を貰い、1郡はジャクソンそのものの名前を貰った。 後にウィスコンシン州に入るアイオワ郡は1831年に創られ、その一部はアッパー半島のケウィーノー郡としてミシガン州に戻ってきた。 ミシガン領土に1818年に創られたブラウン郡は今日のウィスコンシン州の大半を含むものであった。 ミシシッピ川の西、ロック・アイランドの南にはデュブク郡とド・モアン郡が1834年に創られ、1836年にウィスコンシン準州に委譲された。この地域は後にアイオワ州となった。 1834年に創られたミルウォーキー郡も1836年にウィスコンシン準州に委譲された。
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