非線形マイケルソン干渉計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 02:54 UTC 版)
「マイケルソン干渉計」の記事における「非線形マイケルソン干渉計」の解説
非線形マイケルソン干渉計またはステップ位相マイケルソン干渉計は、マイケルソン干渉計の一方の鏡をGTエタロンに置き換えたものである。GTエタロンによる位相変化は波長に依存し、ステップ的振る舞いを示すので、非線形マイケルソン干渉計には特定の用途がある。例えば、光通信では光インターリーバで利用されている。 マイケルソン干渉計の2つの鏡をどちらもGTエタロンで置き換えることもできる。そのような非線形マイケルソン干渉計はさらに非線形性が強まり、非対称光インターリーバの構築に使うことができる。 マイケルソン干渉計の一方の鏡を小さな球形の鏡にして、光源にレーザーを使ったものを不等光路レーザー干渉計(LUPI)と呼ぶ。望遠鏡の反射鏡の検査などに使われている。
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