非シンクロ型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 09:51 UTC 版)
アナログ連射、ボリューム連射とも呼ばれる。コントローラのボタンの回路にタイマーICなどを組み込み、ボタンの入力信号を単純に一定間隔でON/OFFさせているもの。家庭用ゲーム機のコントローラーでは当方式による実装が多い(垂直同期信号の取り出しが不可能であったため)。 利点はゲームの仕様や処理落ちに関係なく一定間隔の連射ができることと、可変抵抗などを組み合わせることにより簡単に連射速度が変更できることである。 欠点としては、厳密な連射速度の設定が出来ないことである。特に連射速度を速くしていくと、シンクロ連射の項で述べた、ゲーム機が入力を受け付ける60分の1秒のタイミングとのずれが生じ思ったような連射速度が得られないことがある。 ハドソンがファミコン用・各PC用に発売したジョイカード/MkIIに搭載された、NOTゲートを2つ組んだ発信回路を用いた装置(最大約15発/秒)が最初期かつ最も有名な部類となる。
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